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毎日「LINE教えて」と女店員に迫る外国人客→警察も警告だけ…店長が貼った一枚の一言とは
2026/03/06

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その張り紙を貼ることになったのは、ある一人の客が原因だった。

店の入口に貼ってある紙には、こう書いてある。

「従業員にナンパ目的で接触しないで下さい。
見つけた場合は出禁にさせていただきます。
店長」

普通の店なら、こんな張り紙は必要ない。

でも、貼らざるを得なかった。

私はこの店の店長だ。

問題が起きたのは、数週間前のことだった。

夜の時間帯、外国人の男が店に入ってきた。

最初は普通の客だった。

飲み物を買って、少し店内を見て帰る。

それだけだった。

ところが、数日後。

また同じ男が来た。

そのとき、レジに立っていたアルバイトの女の子に話しかけた。

「LINE?LINE?」

片言の日本語だった。

女の子は困った顔をして言った。

「すみません、お客様…」

男はスマホを差し出してきた。

「LINE、教えて」

女の子は何度も「できません」と断った。

でも男は笑っている。

その日はなんとか帰ってもらった。

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しかし、それで終わりではなかった。

男は、それからほぼ毎日のように店に来るようになった。

しかも買い物をするわけでもない。

店内をうろうろする。

そしてレジに女の子が立つと、必ず近づいてくる。

「LINE?」

「友達?」

「かわいいね」

女の子は完全に困っていた。

ある日、アルバイトの子が私に言った。

「店長…あの人、ちょっと怖いです」

その言葉を聞いて、私は男に直接注意した。

「お客様、店員にそういう目的で話しかけるのはやめてください」

男は笑いながら聞いていた。

でも、次の日も来た。

そしてある日。

ついに、店の外で待つようになった。

女の子のシフトが終わる時間。

店の前の歩道に立って、こちらを見ている。

完全におかしかった。

私は迷わず警察に電話した。

しばらくしてパトカーが来た。

警察官が男に話しかける。

しかし――

会話がまったく成立しない。

男は日本語がほとんど分からない。

警察官も外国語が話せない。

「ダメ、ダメ」

「帰ってください」

そんなレベルのやり取りだった。

結局、警察は男に警告するだけだった。

「トラブルになりますから、来ないでください」

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男は「OK OK」と笑って帰っていった。

でも正直、私は確信していた。

たぶん、また来る。

そして、案の定だった。

数日後。

男は普通に店に現れた。

警察の警告など、まるで気にしていない。

私はその瞬間、決めた。

これ以上、店員を怖がらせるわけにはいかない。

次の日、私は店の入口に紙を貼った。

大きく、はっきり書いた。

「従業員にナンパ目的で接触しないで下さい」

そしてその下に、赤字で書いた。

「見つけた場合は出禁にさせていただきます」

店長、と署名もした。

そしてその日の夜。

例の男が店に来た。

入口で張り紙を見て、立ち止まる。

数秒、じっと読んでいた。

それから店に入ってきた。

私はレジの前に立った。

男が近づいてくる。

そしていつものように言った。

「LINE?」

私はその場で言った。

「あなたです」

男は首をかしげた。

私は入口を指差した。

「あの張り紙、あなたのことです」

男は振り返って張り紙を見た。

そしてもう一度、こちらを見た。

私ははっきり言った。

「今日から、あなたは出禁です」

店内の空気が一瞬止まった。

男は少し笑った。

でも、私が入口を指差したまま動かなかった。

数秒後。

男は何も言わず、店を出た。

それ以来。

あの男は二度と来ていない。

そしてその張り紙は、今も店の入口に貼ってある。

来店した客が、それを見て聞くことがある。

「これ、何があったんですか?」

私は苦笑いして答える。

「ちょっとしたトラブルです」

でも、本当の理由は一つだけだ。

店員が安心して働ける店にするため。

ただ、それだけだった。

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