大阪→東京、東海道新幹線N700S。双子連れ。しかも、うちのベビーカーがまあ…畳むと余計にデカいタイプでして。
改札に向かう途中から、私の頭の中はずっと同じセリフでした。
「今日これ畳んだら、たぶん私が詰む。」
双子を抱っこしたら手は塞がる。荷物は増える。ベビーカーは畳んだ瞬間“凶器みたいな厚み”になる。
つまり、畳んだら勝てない。勝てない戦はしない。主婦は合理主義。
で、今回はちゃんと準備してます。
特大荷物スペース付きの2席を予約済み。
しかも最前列も悩んだんだけど、授乳やオムツ替えが現実問題なので、11号車の多目的室に近い位置を優先。動線、命。
ホームに着いた瞬間、空気がピリッとするんですよね。
「え、あの人ベビーカーそのまま…?」みたいな視線が来る。分かる。分かるよ。私も独身時代なら二度見してたかもしれない。
でも今日は私が“双子母Lv.MAX”の日。メンタルはヨロヨロだけど、やることは決まってる。
発車ベル。乗車開始。
私はベビーカーを畳まず、そのまま車内へ。
心臓はバクバク、手のひらはしっとり。
通路幅、ギリ。人の流れ、速い。
車内の空気が「早くしてね」って言ってる気がする。分かる、分かる、今やってる、今やってるから…!
特大荷物スペースに辿り着いた瞬間、勝負が始まる。
入るのか?入らないのか?
ここでモタついたら、私が悪者みたいに見える。
「予約してます」って言い訳する前に、結果で黙らせたい。いや黙らせたいというか、黙ってほしい。
ベビーカーを前からスッ…と押し込む。
角度をほんの少し変える。
タイヤの位置を微調整。
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