友達の結婚式って、もっと幸せな気持ちで終わるものだと思ってた。
でも、あの日の私は、
帰りの新幹線でずっと虚しかった。
会場は、
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ。
女の子なら一度は憧れる場所だと思う。
招待状が届いた時、
私は本当に嬉しかった。
新婦とは学生時代からの友達で、
昔は毎日のように連絡を取っていた。
だから、
「絶対行きたい」
って自然に思った。
ただ問題は距離だった。
私の住んでいる場所から舞浜まで、
往復だけで2万円以上。
しかも挙式開始時間がかなり早い。
当日移動だと、
遅延した瞬間に終わる。
メイクやヘアセットの時間も考えて、
私は前泊を選んだ。
「せっかくならディズニー少し楽しめば?」
って言われたけど、
そんな余裕はなかった。
ホテル代を抑えるため、
私はかなり安い部屋を選んだし、
食事もコンビニで済ませた。
前日にディズニーで遊んでる友達の投稿を見ながら、
私は一人でホテルにいた。
でも、
それでもよかった。
大切な友達の結婚式だったから。
当日。
式自体は本当に綺麗だった。
ミラコスタの景色。
ディズニー感のある演出。
幸せそうな新婦。
見てる私まで泣きそうになった。
「来てよかった」
その時までは、
本気でそう思ってた。
でも披露宴後、
少しずつ違和感が出てきた。
まず、
新婦から何も言われなかった。
「遠くからありがとう」
もなければ、
「ホテル大丈夫だった?」
もない。
帰り方すら聞かれなかった。
渡されたのは、
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