いい、全体を日本人ママのリアルな会話+LINEの空気感に寄せて、
さらに自然にブラッシュアップした
ハイハイレースに参加しただけなのに、説教された。
「よーい、スタート!」
床に置いた瞬間、
うちの子は私じゃなくて、隣の保護者の方へ一直線。
「え、そっち行くの?」
ちょっと恥ずかしくて笑った。
まあ、赤ちゃんだし、こういうこともあるよねって思ってた。
でも、その瞬間。
あの人が、いつもの感じで言った。
「あー、やっぱり」
「ちゃんと毎日愛情かけてれば、自分のところ来ますよ?」
……出た。
この人、前から有名だった。
園の保護者LINEでも、ずっとこの調子。
「二人育ててるんで分かるんですけど〜」
「一人目ママって、考えすぎなんですよね」
誰かが「ご飯食べなくて困ってて…」って相談すれば、
「それ、関わり方ですよ」
「うちは追いかけて食べさせたことないです」
って、毎回上から。
勝手に“育児アドバイザー”。
正直、みんなちょっと引いてた。
で、この前。
ついに先生にまで噛みついた。
「その対応、ちょっと違うと思います」
「二人育ててる立場からすると、あまり良くないかと」
さすがに空気が凍った。
そのあとすぐ。
担任の先生が、グループに一文だけ送ってきた。
「園で共有している、食事や関わり方についての方針です」
リンク付き。
中身は、ちゃんとしたガイドライン。
で、その人の発言を、一つずつやんわり否定。
さらに。
「なお、○○ちゃんについては
園での偏食や、お友だちへの関わり方についても
現在フォローさせていただいています」
って、事実だけを淡々と書いた。
既読、止まった。
そのまま。
――退群。
最近は送迎の時間もずらしてるらしい。
誰とも目合わせないって。
で、今日。
その人が、私に言った。
「愛情、足りてないんじゃないですか?」
……もう無理だった。
私は一歩近づいて、はっきり言った。
「顔がピエロみたいで珍しかったから、そっち行っただけですよ」
一瞬、空気が止まった。
周りも、シンってなる。
その人、完全にフリーズ。
何も言えない。
ちょうどそのタイミングで。
その人の子ども、スタート地点から一歩も動かない。
呼んでも来ない。
さっきまでの余裕、どこいった?
私はそのまま、もう一言だけ。
「愛情、足りてないんですか?」
顔、真っ赤。
完全に詰み。
後ろで、クスッと笑いが漏れた。
私はそれ以上何も言わず、子どもを抱いた。
そのまま外へ。
空気が一気に軽くなる。
やっと息ができた。
経験がある=正しい、じゃない。
「二人育ててるから分かる」で
人を見下す人って、
だいたい一番分かってない。
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