「レシートの引換券だけ、店員がハサミで切った。」
夕方、子どものおやつを買いに近所のローソンへ寄ったときのこと。
「袋いりません」と言ったのに、レジにはしっかり袋代3円が打たれていた。
しかも店員はレシートを渡さず、引換券の部分だけをハサミで切って差し出してきた。
違和感しかない。だから私は言った。
「すみません、レシートください。」
すると店員は少し眉をひそめて言った。
「…3円ですよ?」
その一言で、全部わかった気がした。
夕方のコンビニは、仕事帰りの人と主婦で少しだけ混んでいた。
私は子どもに頼まれていたチョコ菓子とジュースをカゴに入れてレジに並んだだけだ。
レジに立っていたのは、四十代くらいの女性店員。
無表情で、慣れた手つきで商品をスキャンしている。
「袋いりません」
私ははっきり言った。
最近はエコバッグを使うし、レジ袋はほとんどもらわない。
店員は一瞬こちらを見た。
でも次の瞬間、なぜか商品を袋に入れようとした。
「あ、袋いらないです」
もう一度言うと、店員は無言で手を止めた。
そのとき、ほんの少しだけ違和感を覚えた。
でも、そのときはまだ気にしていなかった。
スマホでペイ払いを済ませる。
ピッという音が鳴り、会計は終わった。
普通なら、ここでレシートが出てくる。
でも店員はレシートを渡さなかった。
代わりにレシートをちらっと見て、こう言った。
「ここ、いりますか?」
指差していたのは、レシートの下の方。
無料引換券がついている部分だった。
「あ、はい」
そう答えた瞬間だった。
店員はレジ横に置いてあったハサミを取り、
レシートをチョキンと切った。
そして差し出してきたのは、
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