列車のトイレ前で椅子を出して寝るって、さすがにどういう神経してるの?
いや本当に、人生で初めて見た。
列車のトイレの前に小さい椅子を置いて、扉にもたれたまま爆睡してる人。
しかも、ただ座って休んでるとかじゃない。
完全に“そこを自分の寝床”みたいに使ってる感じ。
こっちはグリーン車からトイレに行こうとしただけなのに、目の前にいたのは「使用中」のランプでも行列でもなく、扉に寄りかかって寝てる人だった。
最初は意味がわからなかった。
え、何これ?
具合でも悪いの?
それとも誰かを待ってるの?
……いや違う。普通に寝てる。
しかも座っていたのが、アンパンマンみたいな子ども用の小さい椅子っぽいやつ。
それをわざわざ用意して、トイレの前で座り込み。
背中は扉にぴったり。
つまり、トイレを使いたい人はその人をどかさないと入れない状態。
は?
なんで公共のトイレに行くのに、まず寝てる他人を起こすところから始めなきゃいけないの?
でも、こっちはトイレを我慢してるわけで。
仕方なく、できるだけ穏やかにノックして声をかけた。
「すみません……」
そしたら、その人、起きたと思ったらまず睨む。
次にため息。
いやいやいや。
その反応、完全に逆でしょ。
なんでこっちが「あなたの睡眠を妨害してすみません」みたいな空気にならなきゃいけないの?
トイレ前をふさいでるのはそっち。
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