記事
画像集
「朝9時半、ベンツに契約区画を無断駐車された私」警察対応までしたのに、夜は自分の車に“警告”の貼り紙…契約書を持って管理会社に行くことにした話
2026/06/04

広告

朝九時半。

店を開ける前に、いつもの月極駐車場へ向かった。

店の近くに借りている、自分たち専用の区画。

毎月きっちり駐車場代を払い、何番に停めるかも決まっている。

だから、そこへ車を入れてから店へ行く。

いつもの流れだった。

……のに。

角を曲がった瞬間、私は思わず足を止めた。

うちの区画に、知らないベンツのミニバンが堂々と停まっていた。

黒くて大きい。

存在感だけは一流。

でも、そこはあなたのステージではない。

「いやいやいや……誰やねん……」

朝の空気が、一気に濁った。

ナンバーを見ても、車種を見ても、まったく心当たりがない。

当然、こちらの車は停められない。

店の準備もある。

開店時間も迫っている。

なのに、私は駐車場で見知らぬベンツとにらめっこしていた。

なかなかシュールな朝だ。

まず警察に電話した。

状況を説明すると、近くの交番から向かわせます、とのことだった。

少し安心した。

が、しばらくして再び電話。

「近くの交番に警察官がいないため、別の交番から向かいます。少し時間がかかります」

朝からミッションが増えた。

無断駐車の処理に、警察官の位置情報まで把握することになるとは思わなかった。

広告

その間に管理会社にも電話した。

「契約区画に知らない車が停まっています」

すると、基本的には警察へ連絡してもらうしかない、との返事。

「もう連絡しています」と伝えると、管理会社の方は少し考えてから言った。

「〇〇番が空いていますので、とりあえずそちらに停めていただいて大丈夫です」

これは本当に助かった。

私はありがたく別の空き区画へ一時的に停めさせてもらった。

ただ、その時点で店の開店準備は押していた。

シャッターを開ける手も、いつもより雑になる。

掃除をしながらも、頭の中はベンツでいっぱいだった。

お客様のために借りているわけでもない。

自分たちのために契約している場所。

そこを勝手に使われたせいで、こっちが警察に電話し、管理会社に電話し、店の開店まで遅れる。

無断駐車というのは、ただ車を置くだけではない。

人の予定まで勝手に踏んでいく。

十一時前、警察から電話が来た。

車の持ち主と連絡が取れたらしい。

理由は「間違えて停めていた」とのこと。

私は思わず天井を見た。

間違い。

便利な言葉だ。

財布を間違えて持ってきた、くらいなら分かる。

広告

傘を間違えて持って帰った、もまあ分かる。

でも、他人の契約区画にベンツのミニバンを一台丸ごと停める間違いは、なかなか豪快だ。

昼前に確認しに行くと、その車はもう移動していた。

ようやく本来の場所が空いていた。

私は一時的に停めていた車を動かし、自分が契約している区画へ入れ直した。

やっと元通り。

これで一件落着。

そう思っていた。

甘かった。

閉店後。

疲れた体で駐車場へ戻った私は、フロントガラスの紙を見て固まった。

白い紙。

赤い文字。

そこには、はっきりと「警告」と書かれていた。

「ここは月極駐車場です」

「皆様ご契約ご利用頂いております」

「ナンバーを控えさせていただきました」

「再度、駐車を発見した場合は警察に通報した上で移動する場合があります」

私は数秒、意味が分からなかった。

いや、分かる。

書いてある日本語は分かる。

でも、状況が分からない。

ここ、うちが契約している場所なんですけど。

毎月お金払ってるんですけど。

朝から知らないベンツに勝手に停められて、警察と管理会社に連絡したの、こっちなんですけど。

そして最終的に、契約者である私の車に警告文。

どんな伏線回収だ。

私は紙を持ったまま、駐車場で笑ってしまった。

怒りを通り越すと、人は笑う。

しかも、ちょっと乾いた笑いになる。

もしかして、契約車両の車種やナンバーを確認せずに貼ったのだろうか。

朝の無断駐車車両と、夕方に正しく停めた契約車両。

そこがごちゃ混ぜになったのか。

だとしても、雑すぎる。

こちらは朝から被害者として動いていた。

なのに最後は、加害者の席に座らされている。

ドラマなら脚本家に文句を言う展開だ。

広告

紙には「警察に通報」とある。

いや、それ朝に私がもうやりました。

「移動する場合があります」とある。

いや、朝に移動してほしかったのはベンツです。

私は車の前で深呼吸した。

月極駐車場とは、月ごとに契約する場所だと思っていた。

まさか、月ごとに理不尽もセットでついてくるとは聞いていない。

朝は知らない車に場所を奪われる。

昼は警察と管理会社に確認する。

夜は自分の契約区画に停めて警告される。

一日で駐車場トラブルのフルコースを味わった気分だった。

明日、管理会社に確認する。

もちろん冷静に。

できるだけ穏やかに。

ただし一つだけ、はっきり聞きたい。

うちの契約区画にうちの車を停めるには、次から誰の許可が必要なんですか。

広告

「花火大会だからって私有地に無断駐車した1台」左右から3台でガチガチに封鎖したら、戻ってきた持ち主が逆ギレ→防犯カメラと通報済みを突きつけた瞬間、態度が一変した話
2026/06/04
「『代表者不在で対応できません』で逃げるな」2回目のポイ捨てを撮られた青いトラック…缶コーヒーが跳ね返って私の車を汚した瞬間、動画を握った私が動いた話
2026/06/04
「2歳の娘が保育園で言った一言」“ママお仕事だから泣かないの”連絡帳を読んだ瞬間、預ける母親を責めた人たちに言い返す決心をした
2026/06/04
「配当34円のために封筒1通?」物価高と人手不足の時代に届いた通知…株主の私が問い合わせたら、担当者が一瞬黙った“ムダな計算式”
2026/06/04
「次見つけたらラーメン10食買ってもらいます」無断駐車の車に貼った1枚の紙…罰金より効いた店主の一言で、ドライバーが黙った理由
2026/06/03
「点字ブロックを塞いだ車に小学4年生が貼った1枚の手紙」最初は逆ギレした私が、防犯カメラの映像を見た瞬間に何も言えなくなった理由
2026/06/03
「水だけなら他店へ行け」全員酒注文必須の焼き鳥屋に怒った私→店主判断で追い返す理由を聞いた瞬間、文句を言っていた客まで黙った理由
2026/06/03
「480円のレシートに“ブス”と手書きされた私」店員に笑ってごまかされた瞬間、証拠を残して責任者を呼んだ結果、店内の空気が一変した
2026/06/03
「毎晩の話し声で眠れません」独身で誰も呼んでない私の玄関に苦情の紙…通話履歴を確認した瞬間、逆に管理会社へ報告することになった理由
2026/06/03
「そこ荷物置いてるんで座らないで」混んだ電車で1席を私物化する乗客に言われた私→車掌に確認すると告げた瞬間、強気だった態度が一気に変わった
2026/06/02
「歩道ふさいでる車をパトカーまでスルー?」駅前ロータリーで毎日邪魔する黒い車に我慢の限界→写真3枚と日時を揃えて出した瞬間、“見えなかった”では済まなくなった
2026/06/02
「場外ホームラン級のバカが何十ロールも買い込みました」トイレットペーパー売り場の空棚に怒っていた客たちが、店長の貼り紙を読んだ瞬間、文句の矛先が一気に変わった
2026/06/02
「100個の弁当を当日無断キャンセルして着信拒否?」小さな弁当屋を泣き寝入りさせる気だった客に、注文履歴と通話記録をそろえて“100個分の請求先を確認します”と送った瞬間、逃げ切りムードが一気に崩れ
2026/06/02
「10%引きだと思ったのに違うの?」在日10年目の私がスーパーのそばでまさかの表示トラップに引っかかり、レシートを見た瞬間立ち直れなくなった件
2026/06/02
「おかあさんといっしょ当選」なのに6月3日水曜14時50分集合、20分前入館不可、約1時間40分拘束…軽く「行けば?」と言う家族に葉書を渡した瞬間、全員黙った
2026/06/01
「体調どう?」と聞く前に洗い物見ろよ…体調不良の妻に食器の山を残した夫が“返事の態度”に逆ギレ→私がシンクの写真を見せて一言返した瞬間、夫の心配ごっこが黙った
2026/06/01
不在票に書かれた「森」が別物すぎた…たった1文字の宛名で家族全員が固まった話
2026/06/01
「届いた竿が折れてるんだけど」メルカリショップで買った釣り竿が、ダンボールの凹みと同じ場所で破損…泣き寝入りせず箱ごと証拠を残して問い合わせた結果、ただの初期不良では済まなくなった
2026/06/01
「住民票の写しを取得しました」住所変更していないのにNHKが転居先を把握…怖すぎる通知を捨てずに証拠として残し、“取得根拠を書面で出せ”と言った瞬間、相手の口調が変わった
2026/06/01
「20歳未満にはノンアルも売れません」自販機前の貼り紙を見て絶句…酒がダメなのは分かるけど0%まで禁止された結果、“なんも買えへんやないかい”と突っ込むしかなかった件
2026/05/28