その日、私はついに念願の大画面テレビと関連機器をまとめて購入していた。
レジで支払いを済ませ、受け取ったレシートを見た瞬間、目が点になった。
「130,000円……なのに、19,500ポイント還元?」
一瞬、意味がわからなかった。
計算しても、支払額とポイント還元の関係が全く合わない。
「いや、待って。130,000円の10〜15%還元ならまだ納得できるけど……これは異常だ」
私は再度、レシートの数字を丁寧に確認した。
テレビ本体:104,546円
延長保証5年:6,500円
その他周辺機器:19,000円
小計:130,000円
ポイント還元:19,500P
何度計算しても、ポイント還元の数字が大きすぎて現金支払額とのバランスが合わない。
「これ、本当に正しいのか……?」
店員に聞く勇気は、少し緊張を伴った。
「すみません、このポイント還元、ちょっと確認してもいいですか?」
すると、店員は軽く肩をすくめてこう言った。
「焦ってるだけでしょ。支払額は合ってますから」
……は?
私はその場で息を止め、レシートを握りしめた。
「焦ってるだけでしょ」――数字の不整合に気付いた瞬間、私の心はざわついていた。
それを冷たく切り捨てるような言葉が返ってきたことで、怒りが一気に膨れ上がる。
その場で黙って支払うわけにはいかない。
私はスマホを取り出し、レシートの写真を撮影。
そして会計システムの確認も要求することにした。
「では、注文履歴と会計記録を一つずつ確認してください」と私は伝える。
すると、店員は一瞬たじろいだ。
普段は平然としていたその顔が、少しだけ引きつる。
確認作業が始まる。
テレビ、延長保証、周辺機器――一つずつ価格とポイント還元を照合する。
確かに、数字としては間違っていない。
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