今日、私は机に座りながら手が震えていた。
幼稚園から届いた書類を見てから、ずっと心臓がドキドキしている。
「退園届」
その文字がページの上で冷たく光っていた。
ああ、ついに来たんだ。
この時期に、我が子が突然、幼稚園から放り出されるなんて……。
正直、怒りより先に、体が震えた。
落ち度があるのは確かに我が子だ。
でも、だからと言って、このタイミングでの退園通告は酷すぎる。
2月12日、最初の通知が来た時、まだ少し希望を持っていた。
「きっと話せば解決できる」
そんな淡い期待が、心の片隅に残っていた。
でも、時間が経つごとに、その希望は粉々に崩れていった。
明日が提出期限だという事実が、私の胸を締め付ける。
何も準備できないまま、子どもを受け入れてくれる場所を探さなければならない。
考えるだけで胃が痛い。
思わず背もたれに寄りかかるが、緊張で肩はガチガチだ。
手の中の書類が汗で少ししっとりしている。
私は子どもを見る。
無邪気に遊ぶ姿が、余計に胸を締めつける。
「ごめんね……」
声にならない声を心でつぶやく。
子どもはまだ、何が起こっているのか理解していない。
この小さな胸に、どれだけの不安を与えることになるのだろう。
幼稚園側の言い分も理解できる。
規律を守らなかったことは事実だ。
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