記事
画像集
「2年間払った契約駐車場に知らない車」電車1本遅れる寸前で前に停め返したら、逆に貼り紙されたので不動産にブチ切れた話
2026/06/11

広告

朝から、最悪だった。

いつも通り家を出る準備をしていた。

時計を見る。

電車まで、もう余裕はない。

一本逃したら遅刻。

それは分かっていた。

だから、バッグを持って、鍵を握って、少し早足で駐車場へ向かった。

私はその駐車場を、もう二年間借りている。

毎月ちゃんと代金を払っている。

安くはない。

でも駅までの距離を考えれば必要だった。

だから、そこは私の生活の一部だった。

朝、そこに車を停めておける。

帰ってきたら、そこに戻せる。

その当たり前のために、私は毎月お金を払っていた。

なのに。

自分の区画の前で、私は固まった。

知らない車が停まっていた。

私の場所に。

堂々と。

まるで昔からそこが自分の席です、みたいな顔で。

「は?」

声が出た。

ナンバーを見る。

知らない。

車種も知らない。

貼り紙もない。

電話番号もない。

謝罪の気配もない。

ただ、無断駐車だけがそこにあった。

その瞬間、頭の中で電車の時刻が点滅した。

今から不動産屋に電話?

無理。

警察?

絶対に時間がかかる。

持ち主を探す?

誰を?

どこで?

こっちはもう、一本逃したら遅刻なのだ。

朝の駐車場で、私は怒りと焦りの間に挟まれていた。

広告

しかも腹が立つのは、相手が何も失っていないことだった。

勝手に停めた人間は、どこかで普通に朝を過ごしている。

その間、私は自分が借りている場所を奪われて、時計とにらめっこしている。

理不尽にもほどがある。

仕方なく、私は迷惑車両の前に自分の車を停めた。

もちろん、相手を困らせたい気持ちがゼロだったとは言わない。

でもそれ以上に、もう時間がなかった。

自分の契約区画を勝手に使われた結果、こちらが別の場所を探して遅刻する。

そんな馬鹿な話があるか。

私は写真を撮った。

ナンバーも控えた。

時間も記録した。

そして駅へ走った。

電車にはギリギリ間に合った。

汗が背中を伝っていた。

車内で吊り革につかまりながら、私はずっとイライラしていた。

仕事中も、頭の片隅にはあの車があった。

ちゃんと動いたのか。

不動産屋は対応してくれるのか。

警察は動くのか。

いや、たぶん民事だからと言われるだけ。

こちらが困っているのに、誰もすぐには助けてくれない。

無断駐車は、やられた側だけが面倒を背負う。

本当に嫌な仕組みだと思った。

そして夜。

帰宅して駐車場へ行くと、また足が止まった。

広告

私の車に、紙が貼られていた。

白い紙。

太い字。

「車が停められません。至急移動してください」

私はしばらく、その文字を見つめた。

いやいやいや。

順番がおかしい。

停められなかったのは、こっちが先だ。

二年間、駐車場代を払い続けているのは私だ。

勝手に人の区画に停めたのは、そちらだ。

それなのに、まるで私が迷惑車両みたいな貼り紙。

しかも、こちらの車の横には小さな付箋まで貼ってあった。

「地主さんに頼んで置かせてもらいましたが、申し訳ありませんでした」

地主さんに頼んだ?

私はそこで完全に意味が分からなくなった。

地主さんに頼めば、私が契約している区画に停めていいことになるのか。

じゃあ、私が毎月払っている駐車場代は何だ。

祈祷料か。

場所代ではなく、気持ちの問題だったのか。

怒りで笑えてきた。

人の契約区画に勝手に停めておいて、出られないとなったらこちらに「移動してください」。

しかも謝罪は付箋一枚。

この雑さ。

この堂々とした被害者ポジション。

なかなか強い。

私はその場で不動産屋に連絡しようとした。

でも時間はもう遅い。

明日になる。

警察にも相談したが、すぐに動ける話ではないような反応だった。

分かっていた。

分かっていたけれど、腹は立つ。

こういう時、真面目に契約している側ほど弱い。

無断で停めた側は一瞬。

やられた側は、連絡、証拠、確認、調整。

全部こちらの仕事になる。

ナンバーを晒してやろうか。

一瞬、本気で思った。

でも、そこで同じ土俵に降りたら、余計に話がややこしくなる。

だから私は、写真を整理した。

朝の無断駐車。

広告

貼り紙。

付箋。

時間。

全部残した。

明日、不動産屋にきっちり言う。

二年間、駐車場代を払ってきたこと。

今朝、勝手に停められていたこと。

そのせいで電車に間に合うかギリギリだったこと。

そして最後に、なぜ契約者である私が迷惑者みたいに扱われているのか。

そこをはっきり確認する。

何も対応されなかったら、その時はまた考える。

でも、まずは正面から詰める。

こちらには契約がある。

証拠もある。

感情だけで騒ぐより、その方が強い。

ただし、ひとつだけ言わせてほしい。

人の駐車場に勝手に停める人間ほど、出られなくなった瞬間だけ急に常識人ぶる。

「移動してください」

いや、最初に移動すべきだったのは、あなたの車です。

広告

『ぼけないように守ってください』施設に入った母の荷物から出てきた紙切れに、胸がえぐられた話
2026/06/14
「150万円請求します」小便器に“大”をした迷惑客にファミマ店長がブチギレ…警察通報&トイレ貸出禁止で逃げ道をふさいだ話
2026/06/14
「100万円払って自傷跡を消した」軽い気持ちで残した線が、社会に出た瞬間から何度も私を苦しめた…昔の自分に本気で怒鳴りたい話
2026/06/14
「庭から赤コア1個出てきた」少年時代になくしたバトスピの欠片を拾った瞬間、忘れてた記憶まで一気に掘り起こされた話
2026/06/14
「深夜2時4分に買った冷やし麺を1時間後に返品、さらに3時間後に半チャーハンも返品」高圧的な迷惑客に店長がブチ切れ、防犯カメラ確認済みで出禁にした話
2026/06/14
「服1着がマックの油袋で届いた」メルカリで買った商品がポテト臭まみれ…受け取り評価せず証拠写真を突きつけたら、出品者の“リサイクル梱包”が通らなくなった話
2026/06/14
「1通の手紙で嫁を追い出せると思った?」義母が“あなたの居場所をなくす”“後悔させてあげます”と書いてきたので、証拠として夫の前に置いた話
2026/06/11
「1枚の意見カードに命令口調で“チェリーコーク入れろ”」店員の返信が強すぎて、文句を書いた客まで黙りそうになった話
2026/06/11
「125ccバイクの俺をはねて肋骨ヒビ」ポストに届いた“ふざけた事故書類”を見た瞬間、物損で済ませる気が消えて人身事故に切り替えることにした話
2026/06/11
「1本のコードがベッド下へ」ビジネスホテルで謎の機械とセンサーを見つけた私…フロントが軽く流そうとした瞬間、証拠写真を並べて責任者を呼ばせた話
2026/06/11
「21時から夜のお相手しましょうか?」配達員が客のポストに入れた手紙が気持ち悪すぎる…住所を知る立場で勝手に妄想された私が、証拠をそろえて配達元に突きつけた話
2026/06/10
「1000円・500円・380円、同じ生ビールなのに値段が違う」横柄な注文ほど高くなる居酒屋の貼り紙を見て、私が一瞬で言葉遣いを直した話
2026/06/10
「ベンツ2台と一軒家だけで“難民じゃない”と晒した結果」噂を信じて現地に行った私が、証拠ゼロで他人の家を晒した本人を逆に問い詰めた話
2026/06/10
「4月15日に解放したトイレが無期限閉鎖」スーパーが“威力業務妨害”で警察へ報告…非常識な使い方をした客のせいで全員巻き添えになった話
2026/06/10
「高級肉2パックが数分でほぼ全滅」BBQ配信用に買った肉を食い逃げされた私が、空のパックを囮にしてスマホを回した結果
2026/06/10
「1万円札を出しただけで偽札扱い」会計中に店員が警察まで呼んだ結果、犯罪者みたいに見られた私ではなく店長が警官にガチ説教された話
2026/06/10
「500円で人を見下すな」26年無苦情の個人タクシー運転手に“可哀想だから乗ってやる”と吐いた客…汚れた千円札を置かれた瞬間、黙って記録に残した話
2026/06/09
「知らなかったで済むと思うな」隣家の除草剤が田んぼに流入して稲が枯れ始めた…流れた跡と被害列を全部撮り、農協と役所に持ち込んだ瞬間、相手の言い訳が止まった話
2026/06/09
「3番でも4番でもない所に斜め駐車」区画図まである駐車場で白いレンタカーが堂々と通路を塞ぎ、写真を撮って管理会社に連絡した話
2026/06/09
「人の車を傷だらけにして逃げられると思った?」灰色のボディに何本も白い傷…泣き寝入りせず証拠をそろえた結果、犯人が判明して賠償まで持っていった話
2026/06/09