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契約駐車場に無断駐車→注意したら「少しくらいいいでしょ?」その夜まさかの展開に…
2026/04/13

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土曜の夜、仕事を終えて帰宅したのは22時過ぎだった。いつものようにマンションの駐車場へ車を入れ、自分の契約しているスペースへ向かう。

だが、その瞬間――

「……は?」

思わず声が出た。

私の駐車場に、知らない車が停まっている。

何度も確認した。番号も場所も間違っていない。

そこは間違いなく、私が契約している駐車スペースだった。

「なんで……?」

車は黒っぽい普通の乗用車。見たこともない車だ。

周囲を見回しても、持ち主らしい人はいない。

とりあえず管理会社に電話をかけた。だが――

出ない。

時間を見ると22時過ぎ。土曜の夜だ。

嫌な予感がした。

もう一度かける。やっぱり出ない。

私は車の前でしばらく待った。

「すぐ戻るだけなのかな……」

そう思って10分ほど待ったが、誰も来ない。

このままではどうしようもない。

でも、この車の前後に停めれば通路を塞ぐことになる。他の住民にも迷惑がかかる。

結局私は、少し離れた別の場所へ車を停めに行くことにした。

ただでさえ仕事で疲れていたのに、そこからさらに歩いて帰ることになった。

正直、かなりイライラしていた。

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家に戻っても、どうしても納得できない。

私は警察署に電話して相談した。

事情を説明すると、警察はこう言った。

「駐車場はマンションの敷地内ですよね?」

「はい。」

「そうなると、私有地なので警察としては直接の介入は難しいんです。」

やっぱりそうか。

警察は続けて説明した。

「ただし車の名義は確認できます。」

数分後、こう教えてくれた。

・この車は東京の会社名義・今日は土曜夜なので会社と連絡が取れない・警視庁にも問い合わせたが担当部署と繋がらない

つまり――

今すぐは何もできない。

私は思わず聞いた。

「じゃあ、このまま泣き寝入りですか?」

警察は少し困ったような声で言った。

「張り紙などで注意するのは問題ありません。常識の範囲であれば大丈夫です。」

「ただ、個人の電話番号は書かない方がいいですね。」

「明日、管理会社へ連絡して対応してもらってください。」

電話を切ったあと、私は車のところへ戻った。

フロントガラスに紙を挟む。

そこにはこう書いた。

「ここは契約駐車場です。勝手に停めないでください。迷惑しています。」

本当はもっと強い言葉を書きたかった。

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でも、逆にトラブルになるのも嫌だった。

私はそのまま家に戻った。

その夜は、正直ほとんど眠れなかった。

「なんで私がこんな目に……」

ただそればかり考えていた。

そして朝。

9時半頃、駐車場を見に行った。

まだ停まっている。

思わず舌打ちした。

だが、その15分後。

再び見に行くと――

車は消えていた。

「逃げた……?」

そう思った。

結局、謝罪も何もないまま終わるのか。

なんだか余計に腹が立った。

そのまま私は仕事へ向かった。

一日中、ずっとモヤモヤしていた。

そして夜。

帰宅して駐車場へ向かうと――

フロントガラスに、紙が貼ってあった。

「……?」

近づいて見る。

そこには手書きでこう書かれていた。

「ここは契約駐車場です。勝手に停めないでください。迷惑します。」

……え?

私は一瞬、意味が分からなかった。

それは――

昨日、私が貼った紙とほぼ同じ内容だった。

ただし違うのは一つだけ。

最後の一行。

「迷惑します。」

謝罪でもなければ、「すみませんでした」でもない。

ただの注意書き。

まるで――

こちらが悪いかのような書き方。

私はしばらくその紙を見つめていた。

昨日、私は警察にも相談し、迷惑をかけないように別の場所へ車を停め、トラブルにならないよう言葉も選んだ。

それなのに。

戻ってきたのは、

たった一枚の紙。

私は思わず小さくつぶやいた。

「……これで終わり?」

紙を見ながら、胸の奥に残ったのは怒りでも安心でもない。

ただ一つ。

どうしても消えない、モヤモヤだった。

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