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「出口0のフェンス内に車1台」勝手に入ったのか謎すぎる駐車…私は写真を撮って管理会社に確認を入れた話
2026/07/01

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買い物のついでに、近くのコインパーキングへ入った。

いつも使っているタイムズだった。

黄色い看板。

「24h」の文字。

料金表。

白いフェンス。

どこにでもある普通の駐車場。

私は車を停める場所を探しながら、奥へゆっくり進んだ。

その時だった。

視界の端に、妙なものが映った。

フェンスの向こうに、銀色の車が停まっている。

最初は、隣の敷地の車かと思った。

でも違う。

どう見ても、駐車場の中にいる。

いや、正確には「駐車場の一部だった場所」に閉じ込められている。

私は思わずブレーキを踏んだ。

「……え?」

フェンスで囲まれた区画。

そこに、古いセダンが一台。

前にも横にも白い柵。

後ろにも柵。

入口らしきものは見当たらない。

しかも、車の横には「場内禁煙」「ゴミ捨て禁止」の注意看板まで貼られている。

ちゃんと管理されている。

ちゃんと囲われている。

ちゃんと閉じ込められている。

私は車を降りて、近づいた。

何度見ても同じだった。

銀色の車は、完全にフェンスの中にいた。

まるで動物園の展示車両。

説明文をつけるなら、

「こちらは出られなくなったセダンです。

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刺激しないでください」

そんな感じだった。

私は口に出してしまった。

「おまえ……どうやって出るねん……」

答えは当然ない。

車は無言でそこにいる。

堂々としているようにも見える。

諦めているようにも見える。

むしろ、達観しているようにも見える。

私は周囲を見回した。

入口はない。

フェンスに扉もない。

一部が外せるようにも見えない。

車止めもある。

雑草も少し伸びている。

つまり、今日ちょっと間違えて入ったというより、そこそこ長くそこにいる雰囲気がある。

いや、怖い。

どういう経緯でそうなった。

まだフェンスができる前に停めたのか。

工事中に置き去りにされたのか。

持ち主が戻ってきたら、そこだけ世界が変わっていたのか。

「昨日まで普通に出られたのに、今日は檻の中」

そんな展開、車側も聞いていないだろう。

私は勝手に想像してしまった。

ある日、持ち主がここへ車を停める。

「ちょっとだけ」と思って帰る。

数日後、戻ってくる。

すると、車の周りに白いフェンス。

黄色い看板。

注意書き。

完全封鎖。

持ち主は立ち尽くす。

「俺の車、どこから出すんですか」

管理会社は言う。

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「すみません、まず確認します」

確認しているうちに季節が変わる。

そして現在。

銀色の車は、静かにフェンス内で余生を過ごしている。

もちろん、本当の理由は分からない。

廃車予定なのかもしれない。

管理側が置いている車かもしれない。

何か事情があって保管しているだけかもしれない。

でも、見た目のインパクトが強すぎる。

普通のコインパーキングに、突然現れる「脱出不能車」。

謎解きゲームなら、まずこの車を動かすための鍵を探すところから始まる。

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