今朝、出勤前に車へ向かったら、ワイパーの下に紙が挟まっていて、思わず「えっ」となった。
こういう時って、だいたい良い知らせじゃないじゃないですか。
しかも自分の車、マフラーはちゃんと車検対応なんだけど、見た目だけで「うるさそう」と思われがちなタイプなので、最初に頭をよぎったのは完全にそれだった。
「あー、ついに来たか」
「苦情か、注意書きか、どっちにしろ朝から面倒なやつだな……」
そんなテンションで紙を抜いた。
正直この時点では、
“近所の誰かが、マフラーに文句を書いてきた紙”
くらいにしか思ってなかった。
ところが、開いて最初の一文を見た瞬間、頭の中の流れが全部止まった。
「突然お手紙を渡してしまってごめんなさい」
……ん?
苦情の入り方じゃない。
違和感を覚えつつ、そのまま読み進める。
すると次に書いてあったのは、
「この前は告白してくれてありがとう」
いや待って。
誰が?
誰に?
そしてこれ、誰宛て?
さらに読む。
内容をざっくり言うと、
告白してくれて嬉しかった
元彼と別れたばかりで気持ちの整理がつかず、すぐに返事できなかった
待ってくれてありがとう
私もあなたのことが好きです
よかったらお付き合いしてください
……完全にOKの返事である。
もう一回言う。
苦情の紙じゃなくて、告白の返事だった。しかも成功してる。
朝の自分は、
「マフラーまた何か言われたか?」
くらいの気持ちで紙を開いたわけですよ。
それがまさか、
知らない誰かの恋愛成就通知書
を読むことになるとは思わないじゃないですか。
しかも内容がちゃんとしてる。
勢いで書いたメモじゃなくて、ちゃんと考えて、ちゃんと気持ちを言葉にして、ちゃんと勇気を出して書いた感じの手紙。
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