日曜の夜、仕事を終えて家に帰る途中、私はマクドナルド 初台店に立ち寄った。時間は21時過ぎ。少し疲れていたし、家で軽く食べて甘いものでも食べようと思って、チーズてりたまのセットとマックフルーリーをテイクアウトで注文した。
レシートを受け取り、袋を持って店を出る。家まではそれほど遠くない。歩いて30分ほどの距離だが、その日は自転車で帰ったので、15分ほどで家に着いた。
部屋に入り、テーブルに袋を置いて中身を取り出す。
バーガー、ポテト、ドリンク――
ここまでは普通だ。
だが、袋の底まで見ても、マックフルーリーが見当たらない。
「あれ?」
もう一度袋の中を確認する。紙ナプキンをどけ、ストローをどけ、レシートも確認する。
レシートにはちゃんと書いてある。
マックフルーリー 360円
しかし、どこにも入っていない。
私は時計を見た。まだ22時前だ。すぐに店に電話をかける。
「すみません、さっきテイクアウトした者なんですが、マックフルーリーが入ってなかったんです。
」
電話に出た店員は少し慌てた様子で言った。
「申し訳ございません。返金か、商品をお届けする形になりますが、どちらになさいますか?」
「じゃあ、届けてもらえますか。」
甘いものが食べたくて頼んだのだ。返金よりも商品が欲しい。
店員は少し間をおいて言った。
「少々お時間いただきます。だいたい20〜30分ほどになります。」
まあ、それくらいなら仕方ない。
「分かりました」と答えて電話を切った。
私はバーガーを食べながら待つことにした。
しかし――
30分経っても、来ない。
40分経っても、来ない。
時計を見ると、23時になっていた。
さすがにおかしいと思い、もう一度店に電話をかけた。
「すみません、さっきマックフルーリーの配送お願いしたんですが、まだ来てないんですが。」
すると、電話口の店員が少し戸惑ったような声で言った。
「少々お待ちください…確認いたします。」
数秒の沈黙のあと、店員はこう言った。
「申し訳ございません。配達に伺ったのですが、お部屋番号が違っていたようで…」
「え?」
「配達員が一度戻ってきております。」
私は思わず聞き返した。
「ちょっと待ってください。電話番号とか聞いてませんよね?」
「はい…今回はお聞きしておりませんでした。」
つまり、こういうことだ。
部屋番号を間違えて覚えた。
配達員は目的の部屋を見つけられない。
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