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代引きの荷物を何も疑わず受け取った私が、あとで伝票の「6」が「8」に変わっているのを見つけた話
2026/03/11

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あれは、荷物が届いた日のことだった。

いつものように、家で受け取りをした。

代引きだったので、私は配達員に言われた金額をそのまま支払った。

特にその場では疑いもしなかった。

代引きというのは、そういうものだと思っていたからだ。

伝票に書かれている金額を払って、荷物を受け取る。

ただそれだけ。

私も、まさかそこで妙なことが起きているとは思っていなかった。

ところが、そのあとだった。

発送元の控えを確認する機会があって、私はふと違和感を覚えた。

金額が違う。

一瞬、見間違いかと思った。

でも、何度見てもおかしい。

発送元の伝票に書かれている代引き金額と、うちに来た伝票に書かれている金額が一致していないのだ。

私は両方を並べて見比べた。

すると、違和感はすぐに確信に変わった。

数字の「6」が「8」に書き換えられていた。

あまりにもわかりやすかった。

自然に訂正された感じではない。

誰が見ても、
「ああ、ここ直してるな」

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とわかるような書き方だった。

雑というか、露骨というか。

むしろ、よくこれで通ると思ったなというレベルだった。

つまり、本来より多い金額を私は払わされていたことになる。

その瞬間、頭の中がすっと冷えた。

最初は呆れた。

次に、普通に怖くなった。

だって、これが本当に意図的なものだったら、やっていることはかなり悪質だからだ。

ただのミスで済ませていい話ではない。

しかも代引きだ。

客はその場で支払うしかない。

言われた金額を信じるしかない。

その仕組みを利用して、差額を抜いていたのだとしたら、どう考えてもまともではない。

私はすぐに問い合わせをした。

何が起きたのか説明してほしい、と。

発送元の伝票と、こちらに来た伝票では金額が違うこと。

数字の書き換えが見てわかること。

そして、その結果として私は余計にお金を払っていること。

順番に、冷静に伝えた。

当然、何かしらの説明があると思っていた。

たとえば、どの段階で訂正が入ったのか。

誰が記入したのか。

なぜこうなったのか。

少なくとも、そのくらいは明らかにされるべきだと思った。

ところが、返ってきたのは拍子抜けするような対応だった。

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返金はする。

でも、説明はない。

事の真相についても、はっきりしたことは言わない。

誰がやったのかも不明のまま。

結果として、私は差額分だけ戻された。

それで終わり、という空気だった。

正直、耳を疑った。

いや、返金は当然である。

間違って多く取ったのなら返すのは当たり前だ。

問題はそこではない。

なぜ金額が変わっていたのか。

なぜ「6」が「8」になっていたのか。

そこが一番大事なのに、肝心の説明がない。

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