辞めさせられてから七日目。
ポストに一通の封筒が入っていました。
差出人は、ついこの前まで働いていた会社。
嫌な予感がして、その場で開封しました。
中に入っていたのは、
「損害賠償請求通知書」。
請求額は、647,000円。
一瞬、意味が理解できませんでした。
私はただ、会社都合で退職しただけです。
引き継ぎも済ませ、貸与物も返却し、静かに職場を去りました。
トラブルも起こしていません。
それなのに、「会社に損害を与えた」と書かれていたのです。
内訳を見ていきました。
作業着(上下2セット)40,000円。
安全靴10,000円。
フルハーネス資格費用26,000円。
高所作業車資格(再受験)41,000円。
遅刻による損害賠償300,000円。
車レンタル費(8か月分)200,000円。
鍵紛失・タイヤ修理代30,000円。
合計647,000円。
特に驚いたのは、「遅刻による損害賠償30万円」という項目です。
確かに、体調不良や電車遅延で遅れたことはありました。
しかしその都度、上司は「気をつけて」と言うだけで、特別な処分もありませんでした。
それが、退職後に30万円の“損害”として計上されている。
さらに、車レンタル費8か月分。
私は退職しています。
なぜ退職後の費用まで請求されるのか、理解できませんでした。
通知書にはこう書かれていました。
「到達後1週間以内に支払わない場合、法的措置を検討する。」
その一文が、何よりも重く感じました。
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