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「関わったら、面倒だよな…」 雪で世界が消えた夜、迷った末に車を止めた結果...
2026/01/21

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あの夜の雪は、
「静か」なんて言葉じゃ足りなかった。
ライトの先は真っ白で、世界が削除されたみたいだった。

そんな中、道の脇に半分落ちた車が見えた。
前輪は宙に浮き、後輪だけが必死に空回りしている。

ブレーキを踏んだ、その一瞬。
正直に言うと、私は迷った。

——この天気で止まる?
——関わったら、確実に面倒だよね?

頭の中では「行け」という声と
「見なかったことにしろ」という声が殴り合っていた。

……で、結局私は止まった。

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理由なんて立派なものじゃない。
ただ、目の前で困っている人を、無視できなかっただけ。

運転席にいた男性は、幸いケガはなかった。
でも顔色は雪より白くて、手が小刻みに震えていた。

「寒いですよね。乗ってください」

暖房を最大にして、
凍えた手が少しずつ動くのを横で見ながら、
彼は救援に電話をかけた。

車内は、妙に静かだった。
感謝も、動揺も、言葉としては多くない。

私はその時点で、心の中でこう思っていた。
**「ああ、これで終わりだな」**と。

助ける側って、

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たまに“して当たり前”みたいな空気を感じることがある。
何度か、そういう経験もしてきた。

だから正直、期待はしていなかった。

救援車が来るまで時間がかかるというので、
私は近くのコンビニまで彼を送ることにした。

車を止めた瞬間、

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