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「この違反、認められません」警察に止められた私が、ドラレコ映像と現場写真を持って検察まで争った結果、まさかの誤認認定に…
2026/07/09

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東姫路駅の近くで、突然パトカーに止められた。

理由は「歩行者妨害」。

最初、何を言われているのか分からなかった。

だって私は、横断歩道の前でちゃんと確認していた。

右も左も見た。

歩行者が渡ろうとしている様子なんて、なかった。

なのに警察官は、はっきり言った。

「今、歩行者がいましたよね」

私は思わず聞き返した。

「本当に渡ろうとしていましたか?」

返ってきたのは、冷たい一言だった。

「こちらは見ています」

その言い方で、胸の奥が一気に熱くなった。

その場で認めたら早いのは分かっていた。

でも、違うものを違うと言わないままサインするのは、どうしても納得できなかった。

私は深呼吸して、こう言った。

「この認定には同意できません。否認します」

警察官の表情が少し変わった。

面倒な人を見るような顔だった。

でも、私は引かなかった。

なぜなら、車にはドライブレコーダーが付いていたから。

家に帰ってすぐ、映像を確認した。

一時停止。

巻き戻し。

また一時停止。

問題の横断歩道のところを、何度も見返した。

画面の中の“歩行者”は、確かに歩道の端にいた。

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でも、立ってスマホを見ているだけだった。

横断歩道に足を踏み出していない。

こちらを見る様子もない。

渡ろうとする動作すらない。

私は思わず声に出した。

「やっぱり、これで捕まえるのはおかしい」

しかも、映像をよく見るほど、別の問題も見えてきた。

その場所は、道の見通しが悪かった。

マンションの木が伸びていて、横断歩道の手前がかなり見えにくい。

信号もない。

標識も分かりやすいとは言えない。

歩行者にとっても、運転者にとっても、判断しづらい場所だった。

私はその日から、ただの“不服申し立て”では終わらせないと決めた。

ドライブレコーダーの映像。

現場写真。

昼と夕方の見え方。

歩道側から見た写真。

運転席の目線で撮った写真。

全部まとめた。

時間順に整理して、どこで何が見えたのか、どこから木で隠れるのか、ひとつずつ書き出した。

そして警察にも、検察にも、同じことを言った。

「私は歩行者を無視したのではありません」

「そもそも、渡ろうとしている歩行者はいませんでした」

「映像を確認してください」

最初は、まるで私が言い逃れしているような空気だった。

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でも、映像を見せた瞬間、その空気は変わった。

画面の中の事実は、言葉より強かった。

“渡ろうとしていた”はずの人は、最後まで渡ろうとしていなかった。

そして、私の車が通過した後も、同じ場所でスマホを見ていた。

しばらくして、結果が出た。

誤認。

違反なし。

その知らせを聞いた瞬間、正直、胸のつかえが一気に取れた。

でも、そこで終わりにはしなかった。

私が助かったから、もういい。

そんな話ではなかった。

だってあの場所は、また誰かが誤解されるかもしれない。

もっと悪ければ、本当に事故が起きるかもしれない。

私は資料を持って、市の担当窓口へ行った。

さらに、視界を遮っていた木について、マンションの管理会社にも連絡した。

「ここは見えにくいです」

「歩行者にも運転者にも危ないです」

「信号か、もっと分かりやすい表示が必要だと思います」

そう伝えた。

最初は事務的な返事だった。

でも写真と映像を見せると、相手の声色が変わった。

「これは確かに確認が必要ですね」

その一言を聞いた時、ようやく思った。

私は、ただ一枚の違反切符から逃げたんじゃない。

おかしい場所を、おかしいと言ったんだ。

数日後、管理会社から連絡が来た。

伸びていた木について、剪定を検討するという。

市の方でも、現場確認を行うという話になった。

あの時、もし私が黙って認めていたら。

罰金を払って、点数を引かれて、悔しいまま終わっていた。

でも私は、行車記録を見直した。

証拠をそろえた。

最後まで否認した。

そして結果的に、問題は私の運転だけではなく、道路そのものにあったことまで見えてきた。

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「警察に止められたら、仕方ない」

そう思う人もいると思う。

でも、本当に違うと思うなら、冷静に残すべきものを残した方がいい。

感情ではなく、記録。

怒鳴り声ではなく、映像。

言い訳ではなく、事実。

一枚の違反切符は、最後には路口整改の話に変わった。

あの時、私を止めた人たちは、ただの違反処理だと思っていたかもしれない。

でも私はもう決めていた。

自分のためだけじゃない。

次にそこを通る誰かのためにも、あの危ない場所をそのままにはしない。

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