最初に違和感を覚えたのは、母の部屋の空気でした。
財布の置き場所が、ほんの少しだけ違う。
封筒の向きも、なんとなく変わっている。
でも、そんなの気のせいかもしれない。
そう思いたかったんです。
母は認知機能が落ちていて、
自分でどこに何を置いたか、あいまいになることもありました。
だから最初は、
「しまい忘れたのかも」
「別の引き出しに移したのかも」
家族みんなで、そうやって自分たちを納得させていました。
でも。
何度数えても合わない日が出てきた。
数千円じゃありません。
一度は、約10万円前後。
その瞬間、背筋が冷えました。
勘違いでは済まない額だったからです。
それでも私は、すぐには通報できませんでした。
なぜなら、家に入っていたのが“介護の人”だったから。
母は一人では生活が難しい。
だから、来てもらわないと困る。
日常を支えてもらっている。
その相手を疑うのは、想像以上にしんどいんです。
「そんなことするかな」
「たまたまじゃないの」
そう言う人もいると思います。
私だって、そうであってほしかった。
でも、お金が消える。
財布の位置がズレる。
タンスの中の封筒が触られている気配がある。
ここまで重なると、もう見て見ぬふりはできませんでした。
だから決めました。
防犯カメラを置こう、と。
大げさだと思われてもいい。
家族を守れるなら、そのほうがいい。
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引用元:https://twitter.com/yu_kaizyu/status/2046344987298910509?s=46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]