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「友達があなたとの赤ちゃんをほしがるの?」夫が忘れたスーツのポケットから、秘密のアパート生活を匂わせる手紙が出てきた。数日後、私が証拠と離婚協議書をテーブルに並べると、夫の顔色が一瞬で消えた
2026/06/04

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夫のスーツを洗濯に出そうとして、ポケットを確認しただけでした。

なのに、その中から出てきた一枚の紙で、私の結婚生活は一気にひっくり返りました。

くしゃくしゃに折られた、小さな手紙。

最初は、レシートか仕事のメモだと思いました。

でも広げた瞬間、手が止まりました。

そこには、丸い文字でこう書かれていたのです。

「ありがとう♡
すごく幸せだったよ。
早くあなたとの赤ちゃんがほしいって思ってる。
アパート生活、楽しみだね!!
いつもありがとう!」

一瞬、意味が分かりませんでした。

赤ちゃん?

アパート?

あなたとの?

私は、何度も読み返しました。

でも、何度読んでも、そこに書かれている意味は変わりませんでした。

夫には、私以外の誰かがいる。

しかも、その相手は夫と“赤ちゃん”や“アパート生活”の話までしている。

普通なら、その場で泣き崩れていたかもしれません。

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夫に電話して、今すぐ帰ってこいと怒鳴っていたかもしれません。

でも不思議と、その時の私は妙に冷静でした。

なぜなら、最近の夫の様子は、確かにおかしかったからです。

スマホを絶対に裏向きに置く。

お風呂にまで持っていく。

以前は残業なんて少なかったのに、急に「仕事が忙しい」と言って帰りが遅くなる。

休日も「ちょっと用事」と言って、数時間だけ出かける。

そして何より、最近やたらと現金を下ろしていました。

私はずっと、違和感を見ないふりしていました。

夫婦だから。

疑うのはよくないから。

そうやって、自分に言い聞かせていたのです。

でも、紙は嘘をつきません。

その手紙は、夫がどれだけ隠していても、ポケットの中から現実を引っ張り出してきました。

私はすぐにスマホで写真を撮りました。

表も裏も、折り目も、文字も、全部。

そして原本は、封筒に入れて自分の引き出しにしまいました。

その日の夜、夫はいつも通り帰ってきました。

「ただいま」

何食わぬ顔で玄関に立つ夫を見た時、胸の奥が冷たくなりました。

この人は、私の前でこんなに普通の顔ができるんだ。

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私は笑顔を作りました。

「おかえり。ご飯できてるよ」

夫は何も気づかず、リビングに入ってきました。

食卓で、夫はまた言いました。

「来月、仕事忙しくなるかも。外泊もあるかもしれない」

私は味噌汁をよそいながら、静かに聞きました。

「そうなんだ。大変だね」

夫は安心したように頷きました。

「まあ、しばらく我慢して」

その言葉を聞いて、心の中で笑いました。

我慢?

私が?

あなたの“アパート生活”のために?

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