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「駐車場使用契約はお済みですか?まだなら不法侵入になるかも?」8年待ってやっと借りられたマンション駐車場に停めた翌朝、車に匿名の紙が…管理会社に確認したら、犯人の正体が見えてきた
2026/06/04

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「駐車場使用契約はお済ですか?まだなら不法侵入になるかも?」

8年待って、やっと借りられたマンションの駐車場。

初めて車を停めた翌朝、フロントガラスにそんな紙が挟まっていました。

私はその紙を見た瞬間、しばらく動けませんでした。

怒りというより、まず先に呆れました。

誰?

何様?

私はこのマンションに越して、もう8年になります。

建物自体は静かで、住人も落ち着いていて、暮らしやすい場所でした。

ただ一つだけ、ずっと不便だったことがあります。

それが駐車場でした。

マンション敷地内の駐車場は、ずっと満車。

私は車を持っていましたが、仕方なく徒歩10分ほど離れた月極駐車場を借りていました。

たった10分。

そう言えば短く聞こえるかもしれません。

でも、雨の日の10分は本当に長い。

真夏の夜、重い買い物袋を両手に持って歩く10分もきつい。

米袋を抱えて坂道を上がった日なんて、何度も途中で立ち止まりました。

マンションのすぐ下にある駐車場を横目で見ながら、

「いつかここに停められたらな」

と、何度思ったかわかりません。

私は毎年のように管理会社へ確認していました。

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空きはありませんか。

待機はできますか。

順番はどうなっていますか。

しつこいと思われるかもしれません。

でも、それくらい切実でした。

そして、ようやくその日が来ました。

管理会社から電話がありました。

「駐車場に一台空きが出ました。まだご希望でしたら、使用開始できます」

私は思わず聞き返しました。

「本当ですか?」

担当者は明るく答えました。

「はい。お客様の順番です。書類は後日で大丈夫ですので、先にご利用いただいて問題ありません」

8年待った駐車場。

私はすぐにお願いしました。

「借ります。ぜひ使わせてください」

その日の夜、私は初めてマンションの駐車場に車を停めました。

たったそれだけのことなのに、ものすごく嬉しかった。

車を降りて、すぐにエントランスへ入れる。

雨に濡れずに済む。

重い荷物を持って遠くから歩かなくていい。

これだけで、生活が少し楽になると思いました。

やっとだ。

本当にやっとだ。

そう思いながら、その日は気分よく眠りました。

ところが翌朝。

出勤しようとして駐車場に行くと、私の車のワイパーに白い紙が挟まっていました。

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嫌な予感がしました。

近づいて紙を外し、広げました。

そこに大きな文字で書かれていたのが、これです。

「駐車場使用契約はお済ですか?」

そして、その下。

「まだなら不法侵入になるかも?」

私は一瞬、頭の中が真っ白になりました。

管理会社から使用許可をもらっている。

契約手続きも進んでいる。

順番だって正式に私だった。

それなのに、なぜ同じマンションの誰かに、こんなふうに疑われなければいけないのか。

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