「写真と違う!」と言われた結果、まさかの改善がこちら。
外食チェーンのメニュー写真を見て注文したら、実物が思っていたものと違った。
そんな経験、誰でも一度くらいはあるかもしれない。
ただ、この「まぐろたたき丼」は、その中でもかなり強烈だった。
見本写真では、まぐろのたたきがふわっと盛られていて、刻みのりの上にこんもり乗っている。
いかにも「さっぱり食べられそうな丼」という感じだ。
ところが、実際に出てきたものを見た人たちは思わず固まった。
「え、これ……ハム?」
「まぐろっていうより円盤じゃん」
「フリスビーみたいになってる」
ご飯の上に、丸く平たいまぐろたたきがそのまま乗っているように見える。
味は同じなのかもしれない。
でも、見た目のインパクトが強すぎた。
ネットではいつしか、この丼は“フリスビー丼”と呼ばれるようになった。
もちろん、店側としても何もしなかったわけではない。
「写真と違う」
「見本と実物の差がすごい」
そんな声が広がったあと、すき家は改善に動いた。
普通なら、ここで多くの人はこう想像する。
まぐろの盛り方を変えるのかな。
もう少しふんわり見えるようにするのかな。
実物を見本写真に近づけるのかな。
ところが、実際に変わったのはそこではなかった。
見本写真のほうが、実物に近づいたのである。
新しいメニュー写真では、まぐろたたきが以前よりもかなり平たく、丸く写っている。
つまり、ネットで「フリスビー」と言われたあの形が、ほぼ公式の見本写真として採用されたような状態になった。
これにはさすがに笑ってしまう人が続出した。
「改善ってそっちかい」
「実物を写真に寄せるんじゃなくて、写真を実物に寄せたのか」
「ある意味、めちゃくちゃ正直」
「これはこれで信頼できる」
たしかに、考え方によってはかなり誠実な対応とも言える。
きれいすぎる写真で期待させて、実物でがっかりさせるより、最初から現実に近い写真を出したほうが親切。
注文する側も「こういう感じで来るんだな」と分かったうえで選べる。
ただ、やっぱり少しだけ思ってしまう。
そこを直すなら、できれば盛り方のほうも……と。
でも、この“写真を現実に合わせる”という対応は、ある意味で外食チェーンらしい現実的な解決策だったのかもしれない。
理想を掲げるより、現場で毎日同じように提供できる形を見本にする。
そう考えると、たしかに筋は通っている。
問題は、その見た目があまりにも印象的だったことだ。
ふわっとした海鮮丼を想像していた人からすれば、最初に出てきた瞬間の衝撃は大きい。
でも一度“フリスビー丼”として認識してしまうと、逆に忘れられないメニューになる。
実際、ここまで話題になった時点で、ある意味では大成功なのかもしれない。
写真と違うと怒られたメニューが、
写真を変えたことで、逆に「正直すぎる」と笑われる。
クレーム対応として正しいのか、斜め上なのか。
これは人によって意見が分かれそうだ。
ただ一つだけ言えるのは、あの丸いまぐろたたき丼を一度見たら、なかなか忘れられないということ。
あなたなら、これは「改善」だと思いますか?
それとも、やっぱり直す場所はそこじゃないと思いますか?
引用元:https://twitter.com/zanengineer/status/2051633335965991257?s=46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]