あの日、春の通りを歩いていた。
風は暖かく、空は青かった。
でも、私の心は一瞬で凍った。
「おまんこしませんか」
すれ違いざま、背後から低い声。
振り返ると、ジジイが薄ら笑いを浮かべて立っている。
慣れた感じの目つき。
すぐに血の気が引いた。
私は咄嗟に怒鳴った。
「ふざけんな!」
怒りが体中を駆け巡る。
そのまま、警察に通報しながら、声を荒げ続けた。
ジジイは少し後ずさり、しかし平然としている。
「慣れてやがる…」
心の中で舌打ちする。
警察が到着するまで、私は大声で怒鳴り続けた。
通行人の視線を感じるが、気にしない。
目の前のジジイを許すわけにはいかない。
警察が到着すると、すぐに事情を説明。
110番通報後、電話をしながら追跡したことも含め、詳細に報告する。
ポリスは10人ほど集まり、現場を確認。
「冷静だな…でも、やるべきことはやった」
心の奥で少し誇らしい気持ちが芽生える。
数日後、署に呼ばれ調書作成。
当日と翌日、それぞれ2時間。
長い…と思ったが、これは必要な手続きだ。
「私たち女性が見ている世界って、こういうものなのか」
現実の厳しさを痛感する。
4月初旬、調書作成。
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