記事
画像集
「これ、母が申請したことになってますけど?」社内の経費書類に母の名前で見覚えのない高額支出がずらり。担当者は「システム上そう出ています」と逃げたが、私が入力ログと承認記録を要求した瞬間、空気が変わった
2026/06/08

広告

出社してすぐ、私は机の上に置かれた一枚の書類を見て、手が止まった。

それは、社内の経費精算に関する確認書だった。

最初はただの事務処理だと思った。

でも、金額を見た瞬間、背中が一気に冷たくなった。

「え……これ、何?」

そこに記載されていたのは、明らかに常識を超えた高額支出だった。

しかも、対象になっているのは母の名前。

母は同じ会社の別部署で長く働いている。真面目で、余計なことは一切しない人だ。経費の使い方だって、いつも細かく確認するタイプだった。

そんな母の名前で、見覚えのない支出が並んでいる。

会議費。

備品購入費。

外部対応費。

それぞれの項目は一見もっともらしい。

けれど、金額が明らかにおかしかった。

普通なら数千円、せいぜい一万円程度で済むはずのものが、何万円、何十万円という単位で処理されている。

私は書類を持ったまま、しばらく動けなかった。

「母がこんな申請をするはずがない」

そう思った瞬間、胸の中に怒りが込み上げてきた。

すぐに担当部署へ向かった。

経理担当の同僚に書類を見せると、彼は一瞬だけ目をそらした。

「これ、どういうことですか?」

広告

私が尋ねると、彼は曖昧に笑った。

「ああ、それはシステム上そう出ているだけなので」

その言葉を聞いた瞬間、私は嫌な予感がした。

また出た。

“システム上”。

まるで、その一言を言えば全部終わると思っているような態度だった。

私は書類を机の上に置き、静かに言った。

「システム上そう出ているなら、その入力元がありますよね。誰が、いつ、何を根拠に入力したのか確認してください」

同僚は少し面倒そうな顔をした。

「まあ、たぶん入力ミスか、部署内の処理の都合だと思いますよ」

「たぶん、では困ります」

私の声は、自分でも驚くほど冷たかった。

その時、母も呼ばれてやって来た。

母は書類を見た瞬間、顔色を変えた。

「私、こんなの申請してないわ」

その一言で、私の中の疑いは確信に変わった。

母は慌てて説明しようとした。

「この日は出張もしていないし、備品も買っていない。会議費なんて、そもそも私の部署では扱っていない」

なのに担当者は、まだ歯切れが悪かった。

「でも、記録上は処理されていますので……」

私はその言葉を遮った。

「では、その記録を出してください」

広告

部屋の空気が少し重くなった。

周囲の社員も、こちらをちらちら見始めていた。

私は続けた。

「入力ログ、承認者、添付された領収書、処理した日時。全部確認します」

同僚は困ったように言った。

「そこまでしなくても……」

その瞬間、私は我慢の限界だった。

「そこまでしないと、母が不正をしたことにされる可能性がありますよね?」

母が小さく息を呑んだ。

私ははっきり言った。

「もしこのまま曖昧に済ませるなら、社長に直接相談します」

記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください

広告

「ただちょっと停めただけだろ!」ブロック塀に車を乗り上げた男性。私が写真を警察に見せた瞬間、強気だった態度が一気に変わり…
2026/07/09
「故障?迷惑だな…」そう思った次の瞬間、トラックのおじさんが車道の端でしゃがみ込んだ。手の中にいたものを見て言葉を失い…
2026/07/09
「ただ座っただけです」ガラガラの電車で、なぜか私の隣に座ってきた男性。リュックを広げて肘まで当ててきたので、私は黙って席を立ち…
2026/07/09
「マスク外してもかわいいって、これ答案に書くことですか?」期末テストに赤ペンで残された先生の一言…私が原本を教務主任に出した瞬間、空気が凍った
2026/07/08
「馬が喜ぶと思って置いただけです」囲いの横に丸ごとのキャベツとにんじん。私が“最悪死ぬこともある”と伝えた瞬間、相手の顔色が変わった…
2026/07/08
「身分証明書の“うんこ”って何ですか?」契約前のお客様からまさかの電話。私が青ざめて謝罪した後、確認したテンプレートにさらに衝撃のミスが…
2026/07/08
「ここ、あなたのリビングじゃありませんよね?」新幹線グリーン車で靴を前席に乗せ大声通話する男…私が黙って車掌を呼んだ結果、車内の空気が一変した
2026/07/08
「虫が外にいるだけでしょ?」マクドナルドで突然の緊急閉店に怒る客たち。私が入口の様子を見せた瞬間、さっきまで騒いでいた人が黙り込んだ…
2026/07/08
「早急に離婚届を出してください」不貞夫の母から父宛てに届いた“怪文書”。私を責めるつもりが、慰謝料300万円請求の証拠になって…
2026/07/08
「そんな金額、認められるわけないだろ」調停で強気だった夫。ところが審判書には請求額以上の月額と特別費用まで加算されていて…
2026/07/08
「受験が終わるまで関わらないでください」息子の友達の母から届いたLINEに凍りついた私。だが息子に確認すると、責められるべき相手はまさかの…
2026/07/08
「ここ駐車場じゃないですよ」駐輪場をふさいだ軽自動車の年配男性がまさかの一言「知ってます」…私が店長に写真を見せた瞬間、態度が一変した
2026/07/08
「一杯くらい大丈夫でしょ?」と笑われ、半杯飲んだだけで脚に赤い斑点が広がった私。翌週、診断書をテーブルに置いた瞬間、全員が黙った…
2026/07/06
「返却したんだからOKでしょ?」車頭が割れたカーシェアを“利用可能”にした前利用者。私が現場写真と走行データを確認した結果…
2026/07/06
「40分しかいませんよね?」北新地の店で出された会計は61,500円、明細にはなぜか90分料金。私がスマホの時間記録を見せた瞬間…
2026/07/06
「警察にはお前が運転したことにしてくれ」川に沈んだ社用プリウスを前に、上司が私へ丸投げ。翌朝の会議で録音を流した瞬間…
2026/07/06
「あなた何したの?」奈良県警から届いたオービス出頭通知に妻が激怒。10万円の罰金を覚悟した私が警察で写真を見た瞬間、担当者が先に固まった…
2026/07/06
「またこの日産ノート…」私の契約駐車場に二度目の無断駐車。近所は「我慢しなよ」と言ったが、私は黙って証拠を揃え警察へ通報した結果…
2026/07/06
“忍んでくださいって言われました”→車いすの母の前に塞がれた通路、誰も名乗らないスーツケース…優しいフリした無責任に、私が静かに動いた結果が怖いほどスカッとした
2026/07/05
「景色見やすいし問題ないでしょ?」――そう言って新幹線の座席を4席まとめて横向きに使用する乗客たち。違和感を覚えた私は止めに入るが逆に嘲笑される。しかし車掌が確認した瞬間、状況は完全に反転することになる…。
2026/07/05