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「早急に離婚届を出してください」不貞夫の母から父宛てに届いた“怪文書”。私を責めるつもりが、慰謝料300万円請求の証拠になって…
2026/07/08

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夫の不貞が分かった時点で、私はもう十分すぎるほど傷ついていました。

それでも、子どものこともある。

感情だけで動かず、弁護士に相談しながら、一つずつ証拠を整理していました。

そんなある日、実家の父から連絡が来ました。

「変な手紙が届いてる」

嫌な予感がしました。

父が送ってきた写真を見た瞬間、私は言葉を失いました。

差出人は、夫の母親。

しかも、法人ロゴ入りの封筒。

中に入っていたのは、私への悪口を並べたような怪文書でした。

そこには、信じられない言葉が並んでいました。

「これ以上、息子を気づけないでください」

「お宅のお嬢様は、電話はしたくない、ただメールばかり」

「何百万ものお金を支払え、支払えと?」

「ご飯も作らない」

「洗濯もしない」

「掃除もしない」

「ただお金が欲しくて海外に行くだけ」

読めば読むほど、手が震えました。

何を言っているのか、本当に意味が分かりませんでした。

不貞をしたのは、彼女の息子です。

家庭を壊したのも、彼女の息子です。

さらに許せなかったのは、子どもに対する無断のDNA検査の件までありました。

そこまでしておきながら、そのことには一切触れない。

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代わりに、私を「金だけ欲しがる女」「家事もしない女」「息子を苦しめる女」として、私の父に送りつけてきたのです。

しかも最後には、こう書かれていました。

「早急に離婚届を提出してください」

私は一瞬、怒りでその紙を破りたくなりました。

けれど、すぐに手を止めました。

ここで感情的になったら、相手の思うつぼです。

私は父に言いました。

「その封筒、絶対に捨てないで」

父は静かに答えました。

「分かってる。これは証拠になるんじゃないか」

その一言で、私は少し冷静になりました。

そうだ。

これはただの嫌がらせではない。

私本人ではなく、わざわざ私の父へ送ってきた書面。

内容は事実無根の中傷。

しかも法人ロゴ入りの封筒。

私はすぐに、封筒、消印、本文、すべてを写真に撮りました。

折り目も、文字も、宛名も、全部。

そして、そのまま弁護士に送りました。

「この手紙、精神的苦痛や悪質な干渉の補強材料になりますか?」

しばらくして、弁護士から返事が来ました。

その一文を見た瞬間、私は思わず声に出して笑ってしまいました。

「これは相手方に有利なものではありません。

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むしろ、こちらに有利に使える可能性があります」

義母は、私を追い詰めるつもりだったのでしょう。

父を巻き込んで、私を孤立させるつもりだったのかもしれません。

でも結果は逆でした。

父は私の味方になり、弁護士はこの手紙を資料として整理してくれました。

後日、慰謝料の話し合いの場で、相手側はまた被害者のような顔をしていました。

「こちらも精神的に苦しんでいる」

「家庭内の事情があった」

「一方的に責められるのは違う」

そんな言葉が並びました。

私は黙っていました。

言い返したいことは山ほどありました。

でも、言葉より強いものがありました。

証拠です。

弁護士が静かに、その怪文書を出しました。

「こちらは、相手方の母親から、依頼者の父親宛に送られた書面です」

空気が止まりました。

相手側の表情が変わりました。

さっきまで余裕を見せていた夫も、義母の名前が出た瞬間、目をそらしました。

弁護士は続けました。

「不貞行為の事実や、子どもへの対応についての問題を棚に上げ、依頼者を一方的に侮辱する内容です。ご家族を巻き込んだ精神的負担も、こちらとしては重く見ています」

相手側は、しばらく何も言えませんでした。

義母が私を攻撃するために書いたはずの手紙。

それが今、相手側の悪質さを示す材料として、目の前に置かれていました。

その瞬間、胸の奥がスッとしました。

私は泣きませんでした。

怒鳴りもしませんでした。

ただ、思いました。

よくぞ書いてくれた。

よくぞ送ってくれた。

こちらがお願いしたわけでもないのに、相手が自分たちの異常さを白い紙に残してくれたのです。

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帰宅後、父に連絡しました。

「お父さん、あの手紙、ちゃんと役に立ったよ」

父は少し笑って言いました。

「向こうは脅したつもりだったんだろうな」

本当にその通りでした。

義母は、私を黙らせるつもりで送ったのでしょう。

でも私は黙りません。

むしろ、あの一通で完全に覚悟が決まりました。

不貞も。

無断DNA検査も。

家族への嫌がらせも。

全部、きちんと整理して請求します。

人を傷つけるために書いた言葉は、最後には自分たちに返ってくる。

義母が送ってきた怪文書は、私を潰すどころか、私の慰謝料請求を後押しする一枚になりました。

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