「ちょっと触ってみる?」
そんな軽い流れでした。
姉妹だからこそできる気軽な確認でした。
すると妹が突然、
「ん?なんか右の方が硬いかも…」
と表情を曇らせたのです。
私も触らせてもらいましたが、確かに左右で感触が違う気がしました。
ただ、私たちは医者ではありません。
もしかしたら気のせいかもしれない。
そう思いながらも、
「念のため一回病院行ってみたら?」
と勧めました。
ところが妹は最初あまり乗り気ではありませんでした。
「どうせ生理前だからでしょ」
「まだ20代だし」
「乳がんなんてもっと年齢が上の人の話じゃない?」
実際、多くの人がそう考えると思います。
私だって同じ立場ならそう思ったかもしれません。
それでも何となく嫌な予感がして、
「何もなければ安心できるじゃん」
と何度も背中を押しました。
数日後。
妹はようやく乳腺外科を受診しました。
そして検査の途中で医師の表情が変わりました。
その場で詳しい検査を勧められたそうです。
帰宅した妹から連絡が来た時、私の心臓は止まりそうになりました。
「しこりが見つかった」
しかも大きさは約4センチ。
想像していたよりずっと大きかったのです。
家族全員が青ざめました。
もし悪性だったらどうしよう。
もしもっと前からあったのだとしたら。
そんな不安ばかりが頭をよぎりました。
そして後日、検査結果が出ました。
結果は――
良性。
その言葉を聞いた瞬間、家族全員が大きく息を吐きました。
妹は泣きながら笑っていました。
私も電話越しに力が抜けました。
本当に良かった。
心の底からそう思いました。
後日、妹は摘出のための処置を受けました。
SNSなどで体験談を見て怖がっていましたが、麻酔もしっかり行われ、無事に終了しました。
今では以前と変わらず元気に過ごしています。
でも、今回の出来事で私たち姉妹は強く思いました。
一番怖いのは病気そのものではありません。
「自分は大丈夫」と思い込むことです。
もしあの日、私たちが何気ない雑談をしていなかったら。
もし「若いから大丈夫」で終わらせていたら。
もし病院へ行くのを先延ばしにしていたら。
そう考えると今でも少し怖くなります。
だからこそ伝えたいです。
胸の痛み、しこり、違和感。
たとえ小さな変化でも、気になったら一度専門医に相談してください。
何もなければ安心できます。
でも、もし何かあったとしても早く見つけられます。
妹を救ったのは特別な医療知識ではありませんでした。
たった一言。
「私、右だけ痛くなるんだよね」
そんな何気ない会話だったのです。
何気ない会話で発覚したから運が良かったけど、女性の皆さんは年齢に関わらず
・胸の張りに左右差がある
・触るとなんか硬い場所がある(左右非対称)
・違和感がある
と思ったら様子見せず早めに受診を検討してみてください😭
引用元:,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]