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「え、息子が税金を払うの?」大学生の息子に届いた納税通知書。年収60万円ほどのバイトなのに、なぜか120万円以上稼いだ扱いに…市役所に確認すると「勤務先からの報告です」と言われ、私は翌日、給与明細を持って店へ向かった
2026/06/23

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家に帰ると、テーブルの上に一通の封筒が置かれていた。

市役所から届いた、大学生の息子宛ての納税通知書だった。

何気なく開いた瞬間、私は思わず声が出た。

「え、なんで?」

そこには、市民税・県民税・森林環境税として、二万数千円を納めるように書かれていた。

息子はまだ大学生だ。

授業のない日に少しアルバイトをしているだけで、年間の収入はせいぜい六十万円ほど。

なのに通知書の計算を見ると、まるで百二十万円以上稼いだ人のような扱いになっていた。

私は息子を呼んだ。

「あなた、去年そんなに稼いだの?」

息子は通知書を見た瞬間、顔色を変えた。

「いや、絶対にないよ。」

「月に五万円前後だし、試験前はほとんど入ってない。」

その声は、言い訳ではなかった。

本当に何も知らない顔だった。

私はすぐに通帳の入金履歴、給与明細、シフト表を確認した。

何度見ても、金額は合わない。

どう考えても、市役所の通知に出ている収入とは違っていた。

翌朝、私は市役所に電話をした。

事情を説明すると、担当者は淡々と言った。

「こちらには勤務先から給与支払報告書が届いておりますので、その金額で計算されています。

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「でも本人の実際の収入と違います。」

「勤務先からの報告に基づいていますので、まずは勤務先に確認してください。」

その言い方に、私は少し腹が立った。

まるで、通知が出た以上は黙って払えと言われているようだった。

でも、ここで引いたら終わりだ。

私は息子に言った。

「大丈夫、これはちゃんと調べる。」

その日の夕方、私は息子が働いている店に行った。

店長に通知書と給与明細を見せて説明すると、店長は最初、面倒くさそうに笑った。

「ああ、そういうのは役所の計算じゃないですか?」

私は静かに言った。

「役所は、そちらから出した報告を元にしていると言っています。」

店長の表情が一瞬だけ固まった。

それでも彼はすぐに言った。

「まあ、二万円くらいなら先に払っておけばいいんじゃないですか?」

その一言で、私の中の何かが切れた。

「では、あなたが払ってくれますか?」

店長は黙った。

「本人が稼いでいないお金に対して、なぜ本人が税金を払うんですか?」

「たった二万円ではありません。」

「学生にとっても、親にとっても、間違った請求をそのまま払う理由はありません。

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店長はようやく奥に引っ込み、書類を確認し始めた。

しばらくして戻ってきた彼の顔は、明らかにさっきと違っていた。

「少し確認が必要です。」

私はその場で言った。

「今ここで確認してください。」

すると、信じられないことが分かった。

店が市に提出した給与支払報告書で、別のアルバイトの収入が、うちの息子の名前に混ざっていたのだ。

似た時期に入った学生アルバイトのデータを処理する時に、担当者が間違えたらしい。

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