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「ここ、私がベビーカーのために予約した席なんですけど?」新幹線に乗った瞬間、大型荷物スペースは知らない人の巨大スーツケース3つで満杯。赤ちゃんは寝たまま、通路も塞がれそうになり…夫が車掌を呼んだ結果
2026/06/10

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「ここ、私がベビーカーのために予約した席なんですけど?」

東海道新幹線に乗った瞬間、私は思わず足を止めた。

赤ちゃんはベビーカーの中で、すやすや寝ている。
移動中に起こしたくないから、わざわざ大型荷物スペース付きの席を予約した。

ベビーカーを安全に置けるように。
通路を塞がないように。
周りに迷惑をかけないように。

ちゃんと考えて、ちゃんと予約した。

なのに、席に着いた瞬間、目の前の光景に固まった。

大型荷物スペースに、見知らぬスーツケースが3つ。
しかも、どれもやたら大きい。

まるでそこが最初から無料の荷物置き場みたいに、ぎゅうぎゅうに押し込まれていた。

いや、待って。

ここ、私たちの予約スペースなんだけど。

ベビーカーを止める場所は完全に塞がれている。

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赤ちゃんは寝ている。
通路にはどんどん人が来る。

このまま立ち往生していたら、私たちが邪魔者みたいになる。

でも違う。

邪魔なのは、私たちじゃない。
勝手に人の予約スペースへ置かれた、そのスーツケースたちだ。

正直、その瞬間の私はかなり腹が立っていた。

「もうこれ、全部通路に出していい?」

そう思った。

というか、ほぼ手が伸びかけていた。

だって、こちらは料金を払って、必要だから予約している。
赤ちゃん連れで新幹線に乗るだけでも気を使うのに、なぜ知らない人の荷物のせいで、こっちが困らなきゃいけないのか。

でも、その時、夫が私を止めた。

「待って。勝手に動かすより、車掌さんに言った方がいい」

私は一瞬イラッとした。

いや、今すぐどかしたいんだけど。
この荷物の持ち主、絶対こっちのこと何も考えてないでしょ。

でも夫は続けた。

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「不審物扱いとか、忘れ物扱いになったら面倒になる。ちゃんと車掌さんに確認してもらおう」

……悔しいけど、正論だった。

私は深呼吸した。

怒りに任せて動くより、ルールで返した方が強い。

そう思い直して、夫が車掌さんを呼びに行った。

私はその間、ベビーカーの横に立ったまま、赤ちゃんを見た。

こんな状況でも、赤ちゃんはぐっすり寝ている。

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