私はただ、20円分の切手を買いたかっただけだった。何も特別なことじゃない、普通の買い物だった。ただ、少し足りないから20円を買おうとしただけ。だけど、その瞬間、予想もしていなかった出来事が起こった。
窓口で切手を頼んだ瞬間、郵便局員は私を一瞥した。
そして、大きな声でこう言ったのだ。
「20円だけなんか初めて見たわ!笑笑」
その声は、周りの客にも聞こえるほど大きかった。
その瞬間、胸が熱くなった。どうしてこんなことで笑われなきゃならないのか。
確かに、20円なんて大した金額じゃない。でも、それが問題じゃない。
その態度、そして私を嘲笑するその視線が、あまりにも無礼で、心底腹が立った。
「20円だけ?そんなことで笑ってるんですか?」
心の中で、何度もその言葉が浮かんだ。
でも、もちろんその場で反論することはできなかった。
言い返す勇気もなく、ただその場で黙って切手を受け取るしかなかった。
心の中で、自分がなぜこんなにも小さなことで怒っているのかと、少し不安になった。しかし、その怒りがどんどん膨らんでいくのがわかった。
あんな小さな金額、そんなことで笑うことができる人間がいるのか。
私は帰り道、あの一言がずっと頭から離れなかった。
「20円だけ」って。私は何も悪いことをしていない。少し足りなかったから、必要な分だけ買っただけだ。誰もがやることだと思っていた。でも、なぜこんなにも軽蔑されなければならないのか。
家に帰ってきた後、私は心の中でずっとそのことを繰り返し考えた。
こんな小さなことで、他人から笑われて、自分が無力に感じてしまう。
こんなことを許してしまっていいのか?
自分は何も悪くないのに、なぜこんなに屈辱を感じるのか?
その夜、決めた。私は、このことを声に出すべきだ。
私一人が黙っていても、何も変わらない。でも、誰かが声を上げなければ、こうした小さな不正義はそのまま続く。
そこで、私はSNSにこの出来事を投稿した。
投稿した内容は、たった一つの出来事だった。でも、その背後にある不正義や理不尽さに、私は耐えられなかった。
「20円だけで笑われた話」――簡単に説明できるようなことではないけれど、私にとってはとても重要な問題だった。私がただ切手を買おうとした、それだけのことで、他人に笑われるのはおかしい。
投稿した後、数分もしないうちに、コメントが次々と届いた。
みんな、私の気持ちを理解してくれた。
「私もそんな経験がある」「こんなことを許してはいけない」「サービス業の基本を忘れている」といったコメントが続いた。
みんなが声を上げてくれたことで、少し安心した。
でも、同時に思った。
なぜ、こんなことでわざわざ声を上げないといけないのか?
社会全体がこんな小さな侮辱を見過ごしてしまうなら、どこかで変えていかなければならない。
でも、この問題を本当に変えるにはどうすればいいのだろう?
本当にこの職員に反省を促すには、どんな方法があるのだろう?
その時、私は気づいた。
このような態度は、サービス業に限らず、社会全体に広がっている問題かもしれない。
人として最低限の尊敬を持って接するべきだということを、どれだけの人が実践しているだろうか?