「えっ…これ、1人分じゃないよね?」
レシートを見た瞬間、手が止まった。
私の手の中で、紙が震えている。
人数は5人。飲み放題120分で4,080円。
それだけじゃない。お通し、週末料金、サービス料、深夜サービス、個室料金、深夜料、深夜料金補償…次から次へと加算されていく。
合計、73,979円。
思わず笑いが出る。
「え、これ本当に1晩で?」
信じられない。
歌舞伎町の夜、財布の厚みまで試されている気分。
私はレシートを握りしめ、周囲を見る。
友人たちは既に顔をしかめ、私の手元の紙を見ている。
「まじか…」
一人が声を漏らす。
店の明かりが柔らかく、楽しそうに見える。
しかし、私の頭の中は冷静さと怒りが入り混じる。
計算し直す。
え、計算間違ってない。
全部正しい。
全部上乗せされている。
「これは…ぼったくり案件じゃないか?」
心の中で叫ぶ。
飲んだ量も食べた量も、通常料金のはずなのに、これほど高くなる理由がわからない。
私はレシートを写真に撮る。
証拠として残す。
後でSNSに晒すか、消費者センターに相談するか。
頭の中でプランを練る。
友人の一人が、笑いながらも眉をひそめる。
「歌舞伎町、やっぱりやばいな…」
私は深呼吸を一つ。
心を落ち着ける。
計算してみると、飲み放題の料金だけで5人で20,400円。
残りの53,579円は、ほぼぼったくり補助金のようなものだ。
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