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ポスト壊した隣人「道路にはみ出してるから仕方ない」→逆ギレされたので防犯カメラ見せたら顔色変わった件
2026/03/20

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朝、いつものように玄関を開けて新聞を取りに出た瞬間だった。

「……は?」

思わず声が出た。

うちの門柱——表札とインターホンとポストが一体になっているあの柱が、ぐにゃっと傾いていた。

しかも、カバーは外れ、部品が地面に散らばっている。

完全に壊れている。

一瞬、頭が真っ白になった。

「なんで!?」

近づいてよく見ると、明らかに車か何かがぶつかった跡だった。
ポールの根元が曲がり、外装パネルも割れている。

そして、そこで私は思い出した。

——これ、三回目だ。

最初は去年の秋だった。
ある朝、同じように門柱が曲がっていた。

そのときは「誰かが不注意でぶつけたのかな」と思い、仕方なく修理した。

二回目は春。

やっと直したばかりだったのに、また同じ状態。

さすがに不審に思い、防犯カメラを設置した。

そして今回——

三回目。

私は深く息を吐いた。

「……やっぱりか」

家に戻り、すぐにスマホで防犯カメラの映像を確認した。

時間は、昨日の夜。

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画面に映っていたのは、見慣れた車だった。

ゆっくりバックしてくる一台の車。

そして——

ゴン。

鈍い音と同時に、門柱が揺れる。

運転席のドアが開き、運転していた人物が降りてくる。

その顔を見た瞬間、私は思わず苦笑いした。

「……やっぱりお前か」

隣の家の男だった。

以前から駐車の仕方が荒く、よく道路ギリギリまでバックしてくる人だった。

しかも今回、ぶつけたあとどうしたと思う?

車を少し前に出して、
そのまま何事もなかったかのように家に入っていった。

謝罪もなし。

確認すらなし。

完全に当て逃げだった。

私はその場で警察に通報した。

事情を説明し、防犯カメラの映像も提出。

警察は「まず相手に確認します」と言い、しばらくして隣の家へ向かった。

すると——

10分ほどして、警察官と一緒に隣の男がうちの前に来た。

男は私を見るなり、なぜか不機嫌そうな顔をした。

「……あのですね」

いきなり口を開いた。

「そもそもこのポスト、道路にはみ出してません?

私は一瞬、耳を疑った。

「……は?」

「だから、こっちが普通にバックしたら当たる位置にあるんですよ。

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そっちの設置が問題なんじゃないですか?」

まさかの逆ギレ。

警察官も少し驚いた顔をしていた。

私は静かにスマホを取り出した。

「これ、見てもらえます?」

防犯カメラの映像を再生する。

そこには、はっきり映っていた。

男の車が、ゆっくりバックして——
門柱にぶつかる瞬間。

しかも、ぶつかったあと一度降りて確認している。

つまり、気づいていた。

それを見た瞬間、男の顔色が変わった。

警察官が淡々と言った。

「確認してますよね?」

男は黙った。

「そしてそのまま立ち去っていますね」

完全に詰んだ。

さっきまで偉そうだった男は、急に視線をそらし始めた。

私は静かに言った。

「これ、三回目です」

男の肩がピクッと動いた。

「前の二回も、あなたじゃないんですか?」

もちろん証拠はない。

でも、男の顔を見れば分かった。

図星だった。

警察官が言った。

「まずは修理費の話になりますね」

門柱は、表札・ポスト・インターホン一体型。

修理費はそれなりにかかる。

男は小さく舌打ちしたあと、しぶしぶ言った。

「……払いますよ」

その言葉を聞いた瞬間、私はやっと少しだけスッとした。

正直、お金の問題じゃない。

三回も壊されて、
しかも逆ギレまでされて

それが一番腹が立っていた。

その後、修理費はすべて相手負担になった。

そして——

それ以来、あの男の車は。

異様なほど慎重にバックしている。

むしろ、以前より1メートル以上手前で止めるようになった。

まあ、当然だろう。

だって次にぶつけたら——

今度は逃げられないから。

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