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「ねぇ、見た?シャワー室にまた“犯罪行為”って張り紙がある!」――赤文字に心臓が止まりそうになった瞬間、私は決意した、絶対に無視しないと。
2026/06/09

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大学の浴室に入った瞬間、目に飛び込んできた赤文字――「犯罪行為」。心臓が一瞬止まるかと思った。普段なら無邪気にシャワーを浴びるだけの場所なのに、今日は何かが違った。写真に写っている金属片は、以前見たものと同じ形状と色。――また誰かがやらかしたのか?

私は息を整えながら、まず周囲を確認した。誰もいない。静まり返った浴室に、春の陽光が窓から差し込む。普段なら何でもない日常が、一瞬で異常事態に変わった。

心の中で葛藤が始まる。「警察に連絡すべきか?それとも学生課か?」。もし自分が関与したと思われたら、面倒なことになる。でも、このまま放置するわけにはいかない。安全は最優先だ。私はスマホを取り出し、まずは写真を撮影。掲示板の赤文字、写真の角度、床の状況、すべて記録した。

そして学生課に連絡。電話口で冷静に状況を説明する。「シャワー室で、写真の金属片と同じものが再び発見されました。危険な状態ですので、確認と対処をお願いします」。担当者は一瞬驚いた声を上げた。「それは…重大ですね。すぐに対応します」。一瞬だけ胸が落ち着くが、まだ安心はできない。

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誰が、何のために置いたのか、その答えはまだ見えない。

しばらくして、学生課の担当者が現場に到着。私は撮影した写真と床の位置を指し示す。「ここに、以前と同じ金属片が落ちています」。担当者は天井、壁、床を確認しながら、「確かに、以前のケースと同じパターンです」と頷いた。重い空気が少し和らぐが、まだ緊張は続く。

翌日、上階の住戸にも連絡が入った。最初は否定。「うちは関係ありません」と、冷たく返される。しかし、写真と床の位置、金属片の角度を確認されると、返す言葉もなくなる。ようやく上階住人は小さく呟いた。「…DIYで取り付けた棚のネジが貫通していたかもしれません」。――やはり、自己管理不足だったのだ。

管理会社と学生課が協力し、天井の修繕が手配される。費用は当然、責任者負担。危険は未然に防がれ、浴室は安全な日常を取り戻す。無視して通過できると思った住人も、もはや何も言えない。

私はスマホをポケットにしまいながら、小さく息を吐く。「無視して済む話じゃなかった」。恐怖と緊張、怒りを抑えつつ冷静に対応した結果、秩序は回復した。

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周囲の学生たちも安心して利用できるようになったのを目にし、心の中でガッツポーズ。

後日、浴室を覗き込みながら思う。「日常の中に潜む非日常、見逃してはいけない」。小さな金属片一つで、大学全体に緊張感を生んだ事件だった。もし私が冷静に行動しなければ、次の事故や怪我につながっていたかもしれない。

私は胸の中で決意する。「次に何かあれば、遠慮なく声を上げる。ルールと安全は、自分で守るものだ」。

その日から、日常の何気ない瞬間も、少しだけ警戒心を持つようになった。だが、それが安心と秩序を守る最短の道だと理解している。

こうして、大学浴室の小さな“犯罪行為”は、私の冷静な行動と管理部門の迅速な対応によって、大事になる前に終息した。恐怖は爽快感に変わり、秩序が勝利した瞬間を私は心から楽しんだ。

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