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「え、990円?これ不正じゃないですか?」58,400円の学習ソフトが学生価格でまさかの57,500円引きに。公式認証で買っただけなのに店員に疑われた私が、学生証と証拠メールを全部出した結果…
2026/07/02

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学割って、ここまで強いのか。

その日、私は前から気になっていた学習ソフトを申し込もうとしていた。

通常価格は58,400円。

正直、画面を見た瞬間に一度閉じかけた。

高い。

でも、仕事でも勉強でも使えそうだったから、どうしても諦めきれなかった。

すると決済画面の途中で、学生認証の案内が出てきた。

私は社会人向けの講座に通っていて、学生証も発行されている。

試しに認証してみると、数分後に画面が切り替わった。

「スタンダードプラン学生価格」

割引、57,500円。

合計金額、990円。

思わず二度見した。

いや、桁を間違えているのかと思った。

でも何度見ても、税込990円。

私は震える手で決済した。

これ、普通に神すぎる。

ところが問題は、そのあとだった。

アカウント確認のために店舗カウンターへ行くと、対応した店員さんが私の注文画面を見て、露骨に眉をひそめた。

「え、990円ですか?」

「はい、学生認証が通ったので」

そう答えた瞬間、店員さんの声が少し大きくなった。

「これはちょっと……普通ありえないですね」

後ろに並んでいた人たちの視線が、一気にこちらへ向いた。

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店員さんはさらに画面を見ながら言った。

「もしかして、何か抜け道みたいな方法を使いました?」

その言い方に、胸の奥がスッと冷えた。

私はただ、公式の案内どおりに申し込んだだけ。

学生証もある。

認証メールもある。

それなのに、まるで不正をした人みたいに見られている。

「公式の学生価格です。こちらに認証完了メールもあります」

私はスマホを見せた。

でも店員さんは、まだ疑うような顔で言った。

「最近の学生さんって、こういうの本当に詳しいですよね。うまくやるというか」

その瞬間、さすがに黙っていられなくなった。

怒鳴りはしなかった。

でも、はっきり言った。

「確認せずに不正扱いするなら、責任者の方を呼んでください」

店員さんは一瞬固まった。

「いや、そこまでの話では……」

「そこまでの話です。今、私を不正利用者みたいに言いましたよね」

後ろの空気が変わった。

さっきまで興味本位で見ていた人たちも、少し静かになった。

私はスマホの録音をオンにし、学生証、公式ページ、注文履歴、認証完了メールをすべて開いて待った。

しばらくして、店長らしき男性が出てきた。

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私は最初から順番に説明した。

通常価格58,400円。

学生価格の適用。

割引57,500円。

支払い合計990円。

そして店員さんに「抜け道を使ったのか」と言われたこと。

店長は画面を確認し、奥で本部の案内も調べた。

数分後、戻ってきた店長は深く頭を下げた。

「申し訳ございません。こちらの学生価格は正式なキャンペーンで、お客様のご利用に問題はありません」

店員さんの顔色が変わった。

店長は続けた。

「スタッフ側の確認不足です。不快な思いをさせてしまい、大変失礼いたしました」

私はそこで、ようやく息を吐いた。

さっきまで疑うような目で見ていた店員さんも、気まずそうに頭を下げた。

「申し訳ございませんでした」

私は静かに答えた。

「安く買えたからって、ズルをしたわけじゃありません。疑う前に、まずルールを確認してほしかったです」

店長はさらに、迷惑をかけたお詫びとして、追加で三ヶ月分の会員特典をつけてくれた。

まさかの990円に、さらに三ヶ月追加。

後ろに並んでいた人の中から、小さく「すご……」という声が聞こえた。

帰り道、私は注文画面をもう一度見た。

小計58,400円。

割引57,500円。

合計990円。

あの店員さんには悪いけど、最後はかなり気持ちよかった。

安く買うことは恥ずかしいことじゃない。

制度をちゃんと調べて、正しく使っただけ。

本当に恥ずかしいのは、知らないルールを勝手に“不正”と決めつけることだと思う。

私はそのソフトを開きながら、心の中でつぶやいた。

学割、神すぎる。

そして、疑う前に調べるって大事すぎる。

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