彼氏はもともと肩くらいまである中長髪でした。
夏になって暑かったので、
「まず短く切ってください。」
とお願いしました。
ついでにブリーチも気になっていたので料金を聞くと、
美容師は、
「長さがあるのでブリーチは8,000円です。」
と言いました。
私はそこで素朴な疑問が浮かびました。
「じゃあ、先に短く切ってからブリーチしたら、短髪料金の5,000円になりますよね?」
すると美容師は首を横に振って、
「いいえ。8,000円です。」
と言います。
私は思わず聞き返しました。
「でも、ブリーチする時にはもう短髪ですよね?」
すると返ってきた答えは、
「ご来店された時が長さの基準なので、途中で短く切っても料金は変わりません。」
でした。
私は一瞬言葉を失いました。
薬剤を使う量も減る。
塗る面積も減る。
施術時間だって短くなるはずなのに、
"最初に長かったから"という理由だけで8,000円。
どう考えても納得できませんでした。
私は少し腹が立って、
「それなら今日はカットだけでお願いします。」
と伝えました。
ところがカットが終わると、美容師は急に笑顔になり、
「やっぱりブリーチした方が絶対似合いますよ。」
と言ってきました。
私は少し警戒しながら、
「じゃあ、いくらですか?」
と聞きました。
すると美容師は、
「本来は8,000円ですが……今日は特別に5,000円でやります。」
と言ったのです。
さっきまで「絶対8,000円」と言っていたのに、急に5,000円。
私は「最初からそれでよかったじゃない」と思いながらも、
5,000円なら納得できると思い、そのままお願いしてしまいました。
それが悪夢の始まりでした。
美容師は、
「もっと白くした方がきれいですよ。」
と言いながら、何度もブリーチ剤を塗り重ねました。
一回。
二回。
三回。
まだ終わらない。
結局、一日で八回もブリーチを重ねられました。
その間、一度もトリートメントはなし。
保護剤もなし。
「ここから先は髪が切れる可能性があります。」
そんな説明も一切ありませんでした。
後から別の美容師さんに写真を見せたところ、
「普通ならその髪質でそこまで一気にやりません。」
と言われました。
一日に何度も重ねるより、数回に分けて施術するのが一般的だそうです。
その話を聞いて、私は確信しました。
あの美容師はきれいに仕上げようとしたのではなく、一日で終わらせたかっただけなんだと。
私たちは最初に料金で悩んでいました。
何度も金額を聞き返したこともあって、「面倒なお客」と思われたのかもしれません。
だから時間も手間もかけず、一気に終わらせようとした。
そんなふうにしか思えませんでした。
そしてドライヤーで乾かし終わった瞬間。
美容師が髪を軽く持ち上げると、
頭頂部の髪がその場でブチブチと切れました。
地肌が大きく露出し、まるで円形脱毛症のような状態。
鏡を見た彼氏は言葉を失い、
美容師も一瞬固まりました。
それでも最初に言われたのは、
「ブリーチは傷みますからね。」
でした。
私は怒りが込み上げました。
傷むことくらい知っています。
でも、
傷むことと、頭頂部がハゲたようになることは別です。
危険性を説明せず、何度もブリーチを繰り返し、髪が切れてから「仕方ない」で済ませる。
そんなの納得できるわけがありません。
さらに話し合いでは、
「施術は終わっているので料金は全額いただきます。」
とまで言われました。
謝罪より先に請求。
その瞬間、この店は髪より売上を優先しているんだと感じました。
私たちは現在、証拠を残しながら正式に対応を進めています。
美容師に失敗はあると思います。
でも、リスクを説明せず、手間を惜しみ、一日で無理やり終わらせた結果なら、それは単なる失敗ではありません。
二度と同じ被害者が出てほしくない。
だから今回のことを、こうして公開することにしました。
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