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助けを求めても、何も変わらなかった—— 誰も動かなかったこの現実が、たった一つの出来事で動き出した
2026/04/21

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私がそのメッセージを見たとき、
通知はもう27件たまっていた。

正直、全部ちゃんと読むつもりなんてなかった。

スクロールして、
流して、
終わり。

いつも通り、それでいいはずだった。

でも。

指が止まった。

長い文章だった。

途中で読むのをやめてもよかったのに、
なぜか最後まで目が離せなかった。

「教師たちにいじめられている」
「ずっと学校に行けていない」
「教育委員会に言っても意味がないと言われた」

そして最後の一行。

「僕らだけつらい思いして、理不尽すぎ」

……正直に言うと、その時の私は疑っていた。

また大げさな投稿じゃないか。
どうせどこか誇張しているんじゃないか。

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そう思った。

思ってしまった。

だから、そのまま閉じてもよかった。

実際、ほとんどの人はそうしていた。

いいねは0。
コメントも0。

まるで最初から存在しなかったみたいに。

でも。

翌日、学校で。

私は“彼”を見た。

名前も知らなかったはずなのに、
なぜか分かった。

ああ、この子だ、って。

教室の空気は、妙に静かだった。

授業が始まってすぐ、
先生が彼の名前を呼んだ。

一瞬、少し期待した。

普通の指名かもしれないって。

でも違った。

「まだ来てたのか」

教室がざわついた。

先生は笑っていた。

軽い冗談みたいな顔で。

でも、その言葉は、冗談じゃなかった。

「どうせまた来なくなるんだろ」

誰かがクスッと笑った。

それが広がった。

教室中に。

私は、その音がやけに大きく聞こえた。

彼は、何も言わなかった。

ただ、少しだけ目を伏せた。

その瞬間、昨日のメッセージが頭に浮かんだ。

「教師たちにいじめられている」

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あれ、本当だったのか。

胸の奥がざわついた。

でも。

その時の私は、何もしなかった。

何も言わなかった。

何もできなかった。

その日の帰り道、スマホを開いた。

あの投稿をもう一度探した。

まだあった。

相変わらず、反応はゼロだった。

誰も触れていない。

誰も見ていない。

まるで、この世界に存在していないみたいに。

そのとき、初めて思った。

もし私もここで閉じたら。

本当に、何もなかったことになる。

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引用元:https://twitter.com/dataanalyst1309/status/2044764933670457766?s=46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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