カップ麺って、本来はもっと気軽なもののはずだ。
疲れた日にお湯を注ぐだけで食べられる。忙しい日でも、深夜でも、なんとなく安心して手を伸ばせる。
多くの人は、フタを開けるたびに中身を疑ったりしない。
工場の中でどう作られ、どんな管理を通って店頭に並んだのか、その全部を自分の目で確認しているわけじゃないからだ。
それでも買って食べるのは、見えない工程ごと信頼しているから。
食品って、結局はその信頼の上にしか成り立っていないと思う。
今回、SNS上で訴えられた内容がここまで広がったのも、その信頼の根っこを揺らしたからだろう。
投稿した女性は、商品を開けたときに、異物がただ表面に付着しているようには見えず、
麺に練り込まれたように見えたと受け止めたという。
もし本当にそう見える状態だったのなら、気持ち悪いで済む話じゃない。
「たまたま入ったのかも」と軽く流せない形だからこそ、見た瞬間に背筋が冷えたんだと思う。
しかも、その人自身が「今回は奇跡的に見つけた」と感じたなら、裏を返せば、気づかなければそのまま口にしていたかもしれないということだ。
それはもう、単なる不快感ではなく、かなり生々しい恐怖だ。
本当なら、そこで企業側が最優先で向き合うべきなのは、その恐怖のほうだと思う。
異物が何だったのか。
どの段階で入ったのか。
製造工程に問題はなかったのか。
もちろん、すぐに全部を断定するのは難しいこともあるだろう。
でも、消費者が欲しいのは最初から完璧な答えだけじゃない。
まずは「それは怖かったですよね」と受け止める姿勢だ。
次に、「どこまで調べたのか」「何が分かって何が分からないのか」をちゃんと見せること。
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引用元:https://twitter.com/korekore19/status/2046531814538522976,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]