正直、このニュースを見た時、私は金額より先にぞっとした。
5万8000円。
数字だけ見れば、「最近の事件としては小さい」と思う人もいるかもしれない。
でも、今回なくなったのは現金でも家電でもない。
消火栓のホース先端につけるノズルだ。
3月8日に佐野市船越町の消火栓でノズルがなくなっているのが見つかり、その後、周辺でも同様の被害が確認され、合計9カ所で9個が盗まれていたという。警察は防犯カメラの確認などを進めている。 ()
ここで一番引っかかるのは、盗まれた物の“役割”だと思う。
消火栓のノズルって、普段は目立たない。
使う機会がないまま一生終わる人も多い。
でも、本当に必要になるのは“何かが起きた時”だ。
火が出た。
消防車が来るまでの数分を地域でつなぐ。
延焼を少しでも遅らせる。
そういう、いざという瞬間のためにある。
それを抜く。
しかも複数。
これ、普通の盗難よりずっと質が悪い。
実際、地元の町会役員も「こんなことをされると、実際の火災が起きた時に自衛の行動がとれない」と話している。 ()
この言葉が全部だと思う。
盗まれたのは部品だけじゃない。
「もし火が出ても、自分たちには最低限の備えがある」という感覚そのものだ。
普段は見えない安心が、こういう事件で一気に剥がれる。
しかも火災って、起きてからでは遅い。
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引用元:https://twitter.com/russianblue2009/status/2047430979426611230,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]