55歳の俺が、27歳の彼女に溺れた。
世間体を守るために、彼女の母と結婚した。
あの日、俺の家で——
息子が彼女を背後から抱いていた。
俺は55歳。
会社を経営し、離婚も経験し、世間の酸いも甘いも知っているつもりだった。
彼女は27歳。
明るくて、無邪気で、俺を見る目に迷いがなかった。
だが、その関係を町内会に知られた瞬間から、空気が変わった。
「社長、ずいぶん若いね。」
「娘みたいな年じゃないか。」
噂は早い。
俺は笑われるのが嫌だった。
だから、彼女の母と籍を入れた。
55歳。同い年だ。
「これなら文句はないだろう」と思った。
娘はそのまま同居。
表向きは“家族”。
だが、家の中の空気は、どこか歪んでいた。
彼女はよく息子の部屋に出入りした。
「起業の相談です。」
「お義兄さん、頭いいから。」
息子は30歳。
最近やけに機嫌がいい。
俺と目を合わせない。
あの日、予定より早く帰宅した。
玄関の明かりは消え、
二足の靴が並んでいた。
彼女のヒールと、息子の革靴。
二階から、低い笑い声。
俺は階段を上がった。
ドアは半開きだった。
——見た。
息子の腕が、彼女の腰に回っていた。
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