新幹線で後ろの子供にずーーーっと座席蹴られてた。
最初は我慢してたけど、
ガンッ、ガンッって何回も来るから、
さすがに後ろを振り返って、
「すみません、ちょっと椅子蹴らないでもらえますか?」
って優しく言った。
そしたら母親、
謝るどころか真顔でこう言った。
「子供なんだから仕方ないでしょ?」
「そんなに怒ること?」
……あ、そういうタイプか。
私はその瞬間、
注意するのをやめた。
代わりに、
ニコッと子供に笑いかけて言った。
「すごーい!上手に蹴れるね!」
ポケットから飴を1個出して渡した。
「いっぱい蹴ると、
マッサージみたいで気持ちいい〜」
子供、
完全にテンション上がった。
ドンッ!!!!
さらに強く蹴ってきた。
私は笑顔で、
もう1個飴を渡した。
「わぁ、さっきより上手〜!」
母親も横でちょっと得意顔。
たぶん、
“うちの子が可愛がられてる”
とでも思ってたんだろう。
そして3回目。
子供がまた全力で蹴ってきた瞬間、
私は真顔で言った。
「ごめん、もう飴ないや」
すると子供、
数秒フリーズしたあと、
次のターゲットを探し始めた。
そして――
隣の通路側に座ってた、
ガタイのいいお兄さんの席を、
思いっきり蹴った。
ドゴォン!!!
車内の空気、
一瞬で凍った。
お兄さん、
ゆっくり立ち上がって後ろを向いた。
「……今蹴った?」
低い声。
子供、固まる。
でも母親、
またいつもの感じで言った。
「子供なんでぇ〜」
その瞬間、
お兄さんブチ切れ。
「だから何なんだよ」
「親なら止めろよ」
「ずっと迷惑なんだよさっきから!!」
車内中が静まり返った。
母親、
急にオロオロし始めて、
「そんな言い方しなくても…」
とか言ってたけど、
お兄さん、
さらに追撃。
「他人に注意されて逆ギレして、
躾もしないなら公共交通機関乗るなよ」
……強すぎた。
結局その後、
親子はデッキへ避難。
車内、
めちゃくちゃ平和になった。
私は静かにイヤホン付け直しながら、
ちょっとだけ思った。
“他人に迷惑かけても叱らない親”って、
結局もっと怖い相手に当たるまで、
止まらないんだなって。
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