朝、部屋が暑くて目が覚める。
空調のスイッチを入れる。
しかし、室内機からいつもと違う音がする。
ディスプレイには「エラー」表示。
「あ…やばい」
心の中で小さく呟く。
空調は夏場の必需品。
これが動かないと、部屋が蒸し風呂状態だ。
スマホで修理依頼をする。
出張費、技術料、部品代。
見積もりが届いた瞬間、目が飛び出る。
「181,720円…?」
一瞬、画面を疑う。
内訳を見る。
技術料 6万円
ファンモーター 18,400円
プリント基板 55,600円
諸経費 15,100円
小計 165,200円
消費税 16,520円
合計 181,720円
息を呑む。
「は?18万超え?」
軽く頭を抱える。
冷静に考えようとしても、額面のインパクトが強すぎる。
ふと思い出す。
自分の仕事。
胃カメラ、内視鏡操作、もう20年近く。
技術料は1万。
「20年握ってきた内視鏡、1万…」
同じく技術を要する作業なのに、比較すると涙が出そうになる。
机に座り、深呼吸。
冷静に分析しよう。
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