今日、何気なく子どものジュニアNISA口座を開いた瞬間、私は画面に目を疑った。
「200万が…740万!?え、これ本当に私たちの口座?」
数年前、子どもの将来のために「少額から始めておけば安心かな」と軽い気持ちで始めたNISA投資。毎月少しずつ入金し、株やETFを淡々と積み立てていただけだった。
正直なところ、最初の頃は不安もあった。
「少額で意味あるのかな…」
「リスク大丈夫かな…」
家族と話すと、夫はいつも肩をすくめて「まあ、やらないよりマシだろ」とだけ言う。そんな程度の心構えだった。
それが、今日の数字を見た瞬間、私の中で何かが弾けた。
数字だけでなく、積み重ねてきた年月、そして子どもの将来への安心感が一気に押し寄せる。
心臓がドキドキして、思わず声が出た。
「や、やばい…本当に740万になってる!」
しかし、ここで浮かれてばかりはいられない。すぐに詳細を確認した。どの投資がどれだけ伸びたのか、リスクの過程も一つひとつチェックした。意外にも、リスクは抑えられ、毎月の積み立てと市場の安定成長の組み合わせが功を奏していたことがわかった。
「そうか、早く始めたのが正解だったんだ」
心の中で静かに頷きつつ、子どもに話しかける。
「ねえ、君の将来の大学費用、だいたい安心できそうだよ」
子どもは首をかしげるだけで、まだ意味は理解できていない様子。でも、私の心は満たされていた。
思い返せば、投資を始めた当初はほんの小さな一歩だった。
「少額でも積み重ねれば、将来に効く」
そう信じて淡々と続けてきた。日々の暮らしではあまり意識せず、記録として残していただけ。でも、今、結果を見ると、その価値が何倍にも膨らんでいたのだ。
ここで私は決めた。これからも家族で資産の知識を共有し、子どもにも「お金の使い方、増やし方」を教えていこう、と。単に数字だけでなく、経験として伝えることが、もっと大きな安心につながるはずだ。
振り返ると、投資は単なるお金の話だけではない。小さな選択、日々の積み重ね、そして家族の未来を見据えた行動の連鎖が、今回のような「驚きと安心」を生むのだ。
そして、画面の数字を見ながら、私は静かに笑った。
「早く始めてよかった…人生って、本当に何でも早いうちにやるに限るな」
次に口座を開いた時、どんな数字が待っているのか。楽しみと少しのドキドキを抱えつつ、私はそっと画面を閉じた。