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「うち、温泉旅館じゃないんですけど!?」届いたガス請求額はまさかの5,492,883円…“システム上問題ありません”と言い張る担当者に、私が写真を送って反撃したら空気が一変した
2026/05/19

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一、十、百、千、万、十万……え、五百万!?

ガス料金の請求書を見た瞬間、私は本気で目を疑った。

「今回ご請求額、5,492,883円」

いやいやいや、待って。
うちは普通の家庭。
温泉旅館でもなければ、銭湯でもない。
ましてや、家の中でこっそり工場を動かしているわけでもない。

なのに、今回の使用量は――9071.6㎥。

前回は12.4㎥。
前年同月だって15.2㎥。

どう考えてもおかしい。

最初は、数字の見間違いかと思った。
何度も指でなぞって確認した。

一、十、百、千、万、十万、百万……。

五百万。

あまりの金額に、笑うより先に手が冷たくなった。

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こんな大金、払えるわけがない。
というより、普通に生活していて、こんな請求が来ること自体あり得ない。

私はすぐにガス会社へ電話した。

事情を説明すると、電話口の担当者は驚くでもなく、申し訳なさそうにするでもなく、淡々とこう言った。

「請求書はすでに発行されておりますので、期日までにお支払いください」

その瞬間、私は思わず固まった。

いや、そこじゃない。
支払いの話をする前に、この数字がおかしいでしょう。

「前回が12.4㎥で、今回が9071.6㎥なんです。普通の家庭でそんな使用量になりますか?」

そう聞いても、担当者は同じような口調で返してきた。

「システム上は、そのように表示されています」

出た。
“システム上”。

まるで、システムが言っているなら絶対正しい、とでも言いたげだった。

私は少しだけ息を吸って、声を落ち着かせた。

「では、確認してください。メーター番号、検針記録、入力データ、全部です」

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すると相手は、少し面倒そうに言った。

「ご家庭内で大量使用された可能性はございませんか?」

私はそこで、さすがに笑ってしまった。

「大量使用って、五百万円分ですよ?うちはお風呂屋さんでも工場でもありません。もし本当に私が使ったというなら、今すぐ調査に来てください。私も知りたいです。うちのどこにそんなガスを使う設備が隠れているのか」

電話口が一瞬、静かになった。

私は請求書を写真に撮り、前回使用量と前年同月使用量が写るようにして、すぐに送った。

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