朝、いつも行くショッピングモールの駐車場。
空は曇り、雨の予兆が漂う。
駐車スペースはほぼ満車。
私は空いている場所を探しながら、ゆっくり進む。
すると、視界の先に信じられない光景が飛び込む。
黒い軽自動車。
いや、車というより…二本の白線をまたぐ怪物。
両隣の車に完全にかぶさる形で止まっている。
息を飲む。
「何食って育てば、これが出来るんだろう…」
心の中で毒づく。
近くで見ると、ドアはまだ半開き。
駐車場のルール?常識?まるで存在しないようだ。
私は車を停めようと、一瞬迷う。
この車のせいで、空いているスペースはなくなっている。
しかも両隣は普通車、大型車だ。
入る余地はほとんどない。
周囲の視線も感じる。
皆、私と同じように呆れているのだろう。
「信じられん…」
思わず拳を握る。
私は車を停め、後ろのスペースに移動する。
この状況で、ドアを開けるのも一苦労だ。
隣の車とぶつからないよう、慎重に体をひねる。
車内から見る黒い車は、まるで挑戦状を叩きつけているようだ。
駐車場は満車で、他の車も次々に出入りする。
この黒い車がいるせいで、スムーズな流れは止まる。
「自分の都合しか考えてない…」
怒りが湧き上がる。
数分後、紙を出す勇気も湧いてくる。
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