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「働ける見込みがないと支援できません」そう言われた瞬間、私は黙らず言い返した、助けを求めた側が突き放される現実に限界を感じた話
2026/04/13

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今日、役所に来たのは、本当に最後の手段だった。

病気で働けなくなって、収入はほとんどない。
年金は月に7万円だけ。

家賃も何ヶ月も払えていなくて、
正直、いつ住む場所を失ってもおかしくない状態だった。

食べるものも、ほとんど残っていない。

それでも、どうにかなるかもしれないと信じて、ここに来た。

順番を待って、やっと呼ばれて、席に座った。

自分の状況を一つずつ説明した。

「病気で働けなくて……」
「家賃も滞納していて……」
「今日食べるものもなくて……」

言葉にするたびに、自分の状況がどれだけ追い詰められているのか、改めて突きつけられるようだった。

それでも、伝えないといけないと思った。

でも——

返ってきたのは、あの一言だった。

「働いて立て直す見込みがないと、支援は難しいです」

その瞬間、何かが切れた。

今までなら、何も言えずにうなずいていたと思う。

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「そうですか」と言って、そのまま帰っていたかもしれない。

でも、今日は違った。

私は静かに言い返した。

「働けないから、ここに来ているんです」

職員は一瞬、言葉を詰まらせた。

私はそのまま続けた。

「働ける見込みがない人は、助けてもらえないんですか?」

部屋の空気が少し変わったのが分かった。

それでも、職員はすぐに言葉を選びながら答えた。

「いえ、そういうわけではなくて……制度上の条件が……」

私は止めなかった。

「今日、食べるものもないんです」

「それでも、“見込みがないから無理”で終わりなんですか?」

声を荒げたわけじゃない。

でも、自分でも分かるくらい、言葉に力が入っていた。

しばらく沈黙が流れた。

そのあと、職員は少し態度を変えた。

「少しお待ちいただけますか」

そう言って席を立ち、奥へ行った。

戻ってきたときには、別の職員も一緒だった。

さっきまでとは明らかに違う空気だった。

そこから話は変わった。

「別の制度も含めて確認させてください」
「緊急的な支援についても検討します」

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最初に言われた「難しい」という一言とは、明らかに違う対応だった。

正直、最初からそうしてほしかったと思った。

制度があるのは分かる。

簡単に判断できない事情があるのも分かる。

でも——

声を上げなければ、ここまで動かなかったのも事実だった。

あのまま何も言わなかったら、どうなっていたのか。

考えるだけで怖くなる。

助けを求めて来た場所で、

条件に合わないと言われて、そのまま帰される。

それが現実だとしたら、

あまりにも厳しすぎると思う。

私は特別なことを求めたわけじゃない。

ただ、今この状況をどうにかしたかっただけ。

それだけだった。

それなのに、「見込みがない」で終わらせられそうになった。

今日、初めて思った。

黙っていたら、本当に何も変わらない。

どれだけ苦しくても、

言わなければ伝わらない。

そして——

助けを求める側が、ここまで覚悟を決めないといけない現実って、

本当にこれでいいのかと思った。

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