タイムズのカーシェアって、
時間で料金が加算される。
つまり、返せなければそのまま損。
でも目の前の現実はシンプルだった。
「専用区画に、関係ない車が停まってる」
いや、どう考えてもおかしい。
張り紙もある。
黄色いプレートもある。
それでも平然と停めてる。
完全に“確信犯”。
一瞬だけ迷った。
クラクション鳴らす?
周り探す?
でもすぐにやめた。
こういうのは、
個人で動くと損する。
だから私は迷わず、タイムズに連絡した。
「返却できない状況なんですが」
オペレーターは即理解した。
「確認します。そのままお待ちください」
ここからが早かった。
5分もしないうちに折り返し。
「対応入ります。料金は発生しないよう処理します」
――勝ち確。
さらに10分後。
現場にスタッフ到着。
そして、問題の車を見た瞬間、顔が変わった。
「これ、完全に不正駐車ですね」
写真撮影、ナンバー確認。
その場で管理会社へ連絡。
流れが一気に“公式対応モード”に入った。
ここで空気が変わる。
さっきまでただの迷惑車だったのが、
“処分対象”に変わった。
しばらくすると――
持ち主らしき男が戻ってきた。
スマホ片手に、軽い感じで。
でも状況を見た瞬間、止まった。
スタッフ
「ここ、カーシェア専用です」
男
「いや、ちょっとだけだから」
この一言で、完全に終わった。
スタッフの声が一段下がる。
「不正駐車です。通報と請求対象になります」
男の顔、即変化。
さっきまでの余裕が消える。
「え、ちょ…それは…」
でももう遅い。
写真も取られてる。
記録も残ってる。
逃げ道ゼロ。
私はその様子を横で見ながら、
静かに車を返却した。
追加料金は一切なし。
むしろ、オペレーターから一言。
「ご迷惑おかけしました」
――いや、むしろ助かった。
ルールを無視した側が損をして、
守った側が守られる。
それがちゃんと機能した瞬間だった。
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