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ドイツで63ユーロの買い物→翌日口座から102万円引き落とし…銀行の対応に唖然
2026/04/07

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あれは2023年、ドイツに滞在していた時のことだった。

その日、私はドルトムントのショッピングモールにある化粧品店に立ち寄った。店の名前は「DOUGLAS」。ヨーロッパではよく見かけるチェーン店だ。

店内には香水やコスメがずらりと並び、観光のついでに少し買い物をするにはちょうどいい雰囲気だった。

私は軽い気持ちでいくつか商品を選び、レジへ向かった。

レジでの会計は 63ユーロ22セント。日本円にして だいたい1万円くらい

特に高い買い物でもない。

Visaデビットカードを端末にタッチし、レシートを受け取ってそのまま店を出た。

海外旅行ではよくある、ごく普通の買い物。その時は、まさかこの数分後の出来事が、半年近く続くトラブルの始まりになるとは思ってもいなかった。

翌日。

ホテルでスマホを開き、いつものように銀行アプリを確認した。

すると、画面に表示された数字を見た瞬間、頭が真っ白になった。

そこに表示されていたのは――

出金 1,025,937円

一瞬、意味が理解できなかった。

「……え?」

昨日の買い物は、たしか1万円程度のはず。

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それなのに、100万円以上引き落とされている。

桁が、完全におかしい。

心臓が一気にドクンと跳ねた。

「これ、盗まれた?」

急いでレシートを確認する。そこには確かに 63.22ユーロと書かれている。

計算しても、どう考えても1万円前後。

それなのに、銀行アプリには 100万円以上の引き落とし

状況が理解できないまま、とにかく銀行に連絡しようとした。

しかしここはドイツ。日本の銀行に問い合わせるには 国際電話しかない。

しかも時差の関係で、なかなかつながらない。

何度も電話をかけ、ようやく事情を説明したが、返ってきたのは曖昧な答えだった。

「調査します」

それだけだった。

その後も、状況はなかなか進まない。

海外からの問い合わせということもあり、確認や手続きには時間がかかると言われた。

正直、かなり焦っていた。

100万円以上が消えているのだ。

そこで助けてくれたのが、ドイツに住んでいる友人だった。

事情を話すと、友人はすぐに動いてくれた。さらにその友人の同僚まで巻き込んで、店舗への確認などを手伝ってくれた。

それでも、問題はすぐには解決しなかった。

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銀行、決済会社、店舗。いくつもの確認が必要だったらしい。

そして――

返金されたのは、半年後。

半年。

その間、原因についての説明は、結局ほとんどなかった。

ただ、ある日突然、口座にお金が戻ってきた。

正直、戻ってきた瞬間は本当にほっとした。

だが、それで終わりではなかった。

後日、計算してみて気づいた。

この件で日本の銀行に問い合わせた 国際電話代

合計で 約4万円

それについて銀行に相談すると、返ってきた答えはこうだった。

「その費用を当行が負担する義務はありません」

つまり、自腹。

100万円のトラブルに巻き込まれ、半年間振り回され、問い合わせの電話代も自己負担。

さすがに、モヤモヤが残った。

私はこの体験をSNSに投稿した。

すると、コメント欄はすぐに荒れ始めた。

「それは怖すぎる」「海外のカード決済は本当に怖い」

という同情の声もあったが――

逆に、こんな意見も多かった。

「店員の入力ミスじゃない?」「海外では金額確認するの普通」「銀行のせいじゃないでしょ」

中には、

「作り話では?」

というコメントまであった。

正直、読んでいて少し複雑な気持ちになった。

もちろん、銀行だけが悪いとは思っていない。海外決済にはいろいろな仕組みがあることも理解している。

ただ――

1万円の買い物で、翌日100万円以上引き落とされる。

そんな体験をすれば、誰だって怖くなると思う。

結局、今でも原因ははっきりとは分からない。

店員の入力ミスなのか。決済システムの問題なのか。為替処理のエラーなのか。

ただ一つ言えるのは、

海外でカードを使う時は、金額を必ず確認したほうがいい。

あの時の銀行アプリの数字を見た瞬間の感覚は――

今でも、忘れられない。

「63ユーロ」のはずの買い物が、100万円以上の請求に変わったあの画面を。

そして私は、今でも思っている。

あの時、本当は何が起きていたのか。

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