正月のテレビで、
ここまで空気が凍るとは思わなかった。
出てきたのは、
高級フレンチでも、特別なコース料理でもない。
ファミリーマートの
ツナマヨおにぎり。
コンビニに行けば普通に並んでいる、
誰もが一度は見たことのある商品だった。
番組は、
コンビニ各社の人気商品を、
一流料理人たちが食べて判定するという内容。
合格か。
不合格か。
もちろん厳しい評価が出るのは分かっていた。
でも、あの場面だけは違った。
ファミマ側が自信を持って出した
「直巻和風ツナマヨネーズおにぎり」。
長年売られてきて、
何度も改良されてきた商品。
それが運ばれてきた瞬間、
審査員の一人だった小林幸司シェフの表情が変わった。
手に取る。
見る。
でも、なかなか口にしない。
そして出た言葉が、
多くの視聴者の記憶に残ることになる。
「食べる気にならない」
私はその瞬間、
テレビの前で思わず固まった。
え、食べないの?
味を判定する番組なのに、
まず一口食べないの?
たしかに料理人として、
見た目や香りから感じるものがあるのかもしれない。
プロにはプロの視点がある。
素人には分からない基準もある。
でも、あの商品は、
誰かが何年もかけて作ってきたものだ。
毎日買う人がいて、
好きで選ぶ人がいて、
忙しい昼休みに助けられた人もいる。
それを前にして、
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引用元:https://twitter.com/kirintosiden/status/2043313192550715414?s=46,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]