人生の後半に差し掛かる50代以降、私たちはいよいよ退職を意識し始める時期です。この年齢になると、若い頃のように失敗を取り戻す時間が十分にはありません。若い頃に失敗しても、時間をかけて立て直し、再度挑戦することができますが、50代以降ではその余裕が少なく、間違ったお金の使い方をすれば、その影響は長期間にわたって残ることになります。
今回は、特に50代以降に避けるべきお金の使い方と、老後の生活を豊かにするために心がけるべき節約術についてお話ししたいと思います。
若い頃にお金を使い過ぎたり、投資で失敗したりしても、それを取り返す時間が十分にあります。例えば、若い頃に200万円を投資して失敗したとしても、仕事を続けながら副業を始めたり、少しずつ学びながら収入を得る方法を模索することができます。その結果、数年後には借金を返済することができたというケースも少なくありません。
しかし、50代以降では、退職が近づき、収入が減少し、長期間をかけて取り返すことが難しくなります。
現代では、60代でも働くことが普通となり、70代になっても仕事を続けている人もいますが、再雇用される場合、給与が大幅に下がるのが現実です。例えば、日経ビジネスの調査によると、定年後の再雇用時の給与は、定年前の約6割程度となることが多く、収入の減少は避けられません。
50代以降にお金を使い過ぎてしまうと、収入が減った状態で老後を迎えることになり、生活の質が大きく低下する可能性が高くなります。したがって、この時期にこそ、計画的なお金の使い方が非常に重要です。
50代以降、特に避けるべきお金の使い方は以下の通りです。
退職が近づくと、老後に対する不安が募り、その不安につけ込むような悪質な投資商品が多く存在します。これらの投資商品は、素晴らしい利益を謳って魅力的に見えますが、実際には非常に高リスクであり、損失を招く可能性が高いです。
特に、未公開株や外国通貨、風力発電、太陽光発電など、特殊な権利に関連する商品は注意が必要です。これらの投資話に騙されないよう、十分な調査と信頼できる情報源からの確認を行いましょう。
金融商品を選ぶ際、コストが割高なものには注意が必要です。例えば、ファンドラップや変額個人年金保険、優遇金利キャンペーンなどは、実際にはコストが高く、リターンが少ない場合が多いです。これらの商品は、金融機関にとって利益を得やすいため、広告やキャンペーンで魅力的に見せかけられることがありますが、実際に投資してもリターンが期待外れとなる可能性が高いです。
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