――その一言で、私は距離を置くことにした。
先日、私の身内が急逝しました。
あまりにも突然で、
気持ちの整理もつかないまま、
子どもたちを連れて、車で300km先の実家へ帰省することになりました。
正直、頭の中はぐちゃぐちゃでした。
それでも、向かいに住んでいる義母には
一応、伝えておいた方がいいと思ったんです。
もし、後から
「香典を用意していたのに」
「知らなかった」
なんてことになったら、
お互い気まずくなるかもしれないと思って。
香典は、もちろん強要するものじゃない。
ただの“配慮”でした。
でも、義母の反応はほぼゼロ。
「そうなんだ」とも
「大変だったね」とも言われず、
ただ、会話はそこで終わりました。
帰省当日。
子どもの荷物や喪服を車に積み込んでいたら、
ちょうど向かいから義母が出てきました。
「今から出発します」と声をかけると、
返ってきた言葉は、これでした。
「私はこれから、○○(可愛がっている姪)と出かけるの。
迎えを待ってるのよ♪」
楽しそうな声。
明るい表情。
私の状況には、
一切、触れられませんでした。
私は一瞬言葉に詰まりましたが、
「いってらっしゃい」とだけ言いました。
香典は、期待していませんでした。
だから、何も言いませんでした。
その後。
私の姉妹の義父母や、義理の兄弟たちは、
夜遅くなってでも通夜に駆けつけてくれたり、
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