年末のホームセンターで、家族が“あと10cm”で下敷きになるところだった。
駐車場で買い物待ちの妻と幼い子ども。私は店内にいて、次の瞬間、鈍い衝撃音と悲鳴。外に飛び出したら、車がこちらの列に突っ込み、最後は屋外ライトを薙ぎ倒して止まっていた。あと少しズレていたら、ライトじゃなくて妻子だった。想像しただけで手が震えた。
運転していたのは高齢の男性。足が悪そうで、青い顔で「アクセルとブレーキを…」と繰り返していた。私は“年齢”で責めたくなかった。ただ、運転には能力と責任が必要で、たまたま無事だったから許される話じゃない。まずは家族の安全確認。それから現場の記録。私はその場で、写真と動画を残し、目撃者の連絡先も控えた。
事故後のやり取りで、相手はこう言った。
「保険で出ない分も、こちらで補償します。代車の差額とか…迷惑をかけたので」
正直、その言葉があったから私は一旦飲み込んだ。家族を危険に晒され、年末の予定は全部キャンセル。保険会社との連絡、修理工場の手配、代車の確保、見積もりの確認。
時間も神経も削られる。それでも、相手が反省して真摯に対応するなら、と思った。
ところが、しばらくして連絡が来る。
「すみません…やっぱり、払えないです」
「保険で足りる範囲で…」
……は? こっちは“足が出る費用”が現実に発生してる。代車費用の差額、通院が必要になるかもしれない不安、そして何より、家族の心のダメージ。そこを「払えない」で終わらせるなら、最初の約束は何だったのか。
ここで私は、感情で殴るのをやめた。話がブレる相手に、言葉で勝っても何も回収できない。だから“証拠と手続き”に切り替えた。
やったことは3つだけ。
1)事故直後の約束を固定する
その場で書いたメモ、妻のスマホに残っていたやり取り、保険会社に伝えていた内容。日時と発言を時系列に整理した。
2)実費の根拠を固める
代車の契約書、差額が分かる明細、修理見積、年末キャンセルの影響(変更手数料など)。「気持ち」じゃなく「数字」で積む。
3)窓口を一本化する
相手本人との直接交渉をやめ、保険会社と第三者の相談窓口(ADR等)に切り替えた。連絡は文面中心、言った言わないを潰すため。
不思議なもので、こちらが淡々と“書面と根拠”で進め始めた瞬間、相手の態度が変わった。感情で押し返せないからだと思う。
数回のやり取りの後、相手から「こちらの不手際でした」と認める連絡が入り、保険では補いきれない部分のうち、少なくともこちらが負担していた代車差額など“关键费用”について支払いに応じた。
正直、勝ち負けで言えば、失った時間は戻らない。妻と子どもが感じた恐怖も消えない。でも私は、家族を守るために必要な距離感を学んだ。能力が伴わない運転は、本人にも周りにも危険だ。そして、責任を取れないなら、最初からハンドルを握るべきじゃない。
この件は、これ以上相手と消耗戦をするつもりはない。回収すべきものは回収した。謝罪も受け取った。残ったモヤモヤは、私が家族の側に立ち続けることで処理する。
同じように「許したのに、後から話が変わった」経験ある人いる?
その時、どうやって自分と家族を守った?コメントで教えてほしい。
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